『矜持と保身』 | ブラック・アングル あばれイッキュウさんのブログ
先日の国会で山本太郎が与党議員たちに向かって、『おまえらは保守ではない、保身だ!』と叫んだのが印象的だった。

明らかな不条理に対し、黙っていることが賢くて、物申すことが、悪になってしまう、何とも可笑しな構図さえ、見て見ぬふりな集団。

メディアにおいても政権に纏わるスクープ記事を出そうとすれば、デスクから止められ、処分の対象にされる。

明らかな不正を目の前にして、それを読者や視聴者に伝えることも出来ない。

そのメディアの存在意義は何なのか?
単に保身が目的ならば、居なくたっていい。

自分たちの目的を実現するための政党を応援しているはずの支持母体。
いつの間にか目的であるはずの平和や福祉は二の次になり、一番の目的は『保身』に。

政治は妥協だよと悟ったような台詞
本来、真剣にやっているなら妥協などあり得ない。

大人しく従ってたほうがいいと、まるでそれが知恵とでも言うのなら、その人間の矜持は何処にあるのか?

保身を捨て、矜持に生きるほうが、どれほど崇高か?

今一度考える時だと思う。