資本家に利用される自衛隊と戦争 | ブラック・アングル あばれイッキュウさんのブログ
幻想の「経済成長」を追い求めるのは戦争への道!!!

★★★ 先日、エコノミストの浜矩子さんの話を聞く機会がありました。浜さんが言っておられたのも、「資本主義は限界である。経済成長も限界である」ということでした。浜さんによれば、経済成長が必要とされるケースというのは2つしかない。すべてを失ったときと、これからすべてが始まるときである、と。どっちにしても、何もない状態ですね。
 だからあくまで経済成長を追い求めるならば、「すべてを失った状態を創り出そう」ということになる。つまり戦争です。★★★

兵器産業こそ理想の産業???
★★★ 世界の中で成長率がトップクラスの国は、どこも政情不安定な国なんです。世界の成長率第1位は、2012年がリビア、2013年が南スーダン、2014年がエチオピア。その他でも、トップ10に入っているのは、だいたい内戦をやっているかクーデターがあったか軍事独裁か、そういう国です。

 政情不安定な国で経済成長率が高いというのは、経済成長を駆動しているのが生身の人間から搾り取ったものだということを意味していると思います。

 戦争というのは、国民の命を政府が操作できる状態のことですからね。命と引き換えなら、人間はどんな資源でも吐き出しますから。そうやって経済的な浮揚力を得ている。でも、その源泉は人間の苦しみなんです。★★★