そもそも始めは反対だったわけで、私がやめればいいんでしょと、代表も辞任を示唆していた。
だが、その思いとは裏腹に、マスコミのインタビューにはこのように答えてしまった。
『連立は離脱しません。』
これにより首相に揺さぶりをかけることは出来なくなり、いいなりになってしまったと言っても過言ではない。
⚪原国体委員長も慌てて自身のメールマガジンでこう延べている。『国民の声を聴くとの一番大切な部分が欠落している』と批判したが、時既に遅かった。
手元の唯一のカードを切ってしまい、代表の致命的な作戦ミスだったのではとまで言われている。
交渉の旗頭である北⚪副代表が、集団的自衛権が行使容認されるのは、国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆えされる場合とし、新三要件を盛り込み、自民党に呑ませた。
ここぞとばかり、代表もそこに乗る形で成立させたのが集団的自衛権行使容認だった。
だから、とても胸を張って主張できる代物ではない。
その流れも知らず、平和のため、安全のためとただ自分等の成果のように、浮足だって主張してくるとしたら、必ずしっぺ返しが来るだろう。

