理不尽極まりない巨大病院 | ブラック・アングル あばれイッキュウさんのブログ
もし、仮に十年前に当時でも破格な値段で1600種類もの商品をマスター登録と称して値付けし、今の今までその価格で買い物が出来るとしたらどうでしょう。

もし、みんながそんなことが出来たら、買うほうは大喜びだが、お店はたまったものではない。それどころか、業界いや、この国の経済がおかしくなってしまう。
これはあくまで仮の話だが、実際にこれを今現在も実際にやりぬけている大学病院がある。
昨年ついに取引している事務用品業者が廃業に追い込まれた。

十年前に納入金額を設定、以後、商品の定価は何度も値上げしているにも関わらず、一切値上げを認めない。納入は毎日行われ、月400万くらいだ。定価ベースにするとほぼ倍の800万。
今年は円安の影響もあり、文具カタログの商材は一斉値上げ、
昨年まで、何人もの手をかけ、取り揃え、運搬し、利益はというと、『0』

価格は値上げにも関わらずいっしょなので、自ずと今年から赤字になる。

それだけではない、登録してあるのは価格だけではない、商品名、品番も登録してあるため、少しでも違う(中身はいっしょでも生産の都合、予告もなく品番が一文字くらい変更になることはよくある)と納入できないどころか、その日のうちに日本中を駆け回り、発注している品番で掲載されている商品を探しだし納入しなければならない。

それができなければ、罵倒され、始末書を書かされ、ひたすら謝罪させられる。かといってそれで済むほど甘くはない。

今でも都内数本の指に入るほど、巨大で有名な病院で、何食わぬ顔で今日もたくさんの患者を相手に、大そうな儲けを出し、ほくそ笑んでいる。



こんなことがまかり通っていいのだろうか?

いずれ、所管の厚生労働省にでも出るつもりだ。