2019-9-1 北海道ツーリング Day-8 | ふ~さんの旅

ふ~さんの旅

海外 国内 バイク 車の旅日記。

Day 8 和琴半島 1日目

ちょっと疲れが出て来た。
朝起きて、雲が垂れ下がっている湖を眺めながら、
しばらくボーっとしていた。
BXHY5224.JPG
今日の予定としては、知床巡り。
今回で7回目の北海道ツーリング!
今日はバイクに乗る気があまりしない。
疲れが溜まって来たのかな〜?

とりあえず、湯を沸かし、コーヒーにする。
お隣さんは既に出発の準備をしていた。
朝の8時を過ぎると、ほとんどのキャンパーは出て行って、もういない。
みんな時間がもったいのか、
早く次の目的地へ行きたいのか、、、?
出発が早い!
同じライダーとして気持ちは良く分かる。
彼らは私と違って時間がないのか!

バイクで北海道の荒野を疾走、、、?!
キャンプをしていると、普通 早く寝る。
当然、起きるのも早い。
私は、10時ごろになって、やっと走る気になってきた。

準備をして、出発!

斜里方面からウトロを目指す!
天気は上々!
走り出すと、何故かスイッチが入り、
「さぁー、行くぞ〜!」
と言う気になってくる。

ナビ通りに進んだ。
途中、三段の滝! 
があったので見ていくことにした。

IMG_5234.JPG


IMG_5231.JPG

ウトロに入り、知床五湖方面へと向かい、
地の涯に到着!

IMG_5249.JPG

あの三段の湯に湯がはいっていない。
残念!
更に奥に 進むと、もう一ヶ所、
石で組んだ小さな坪湯がある。

IMG_5243.JPG
二人くらいは入れそうだ。
しかし、あたりには誰もいない。
うっそうとしている。

IMG_5246.JPG
熊がいつ出て来てもおかしくないような雰囲気?
落ち着いて温泉に浸かってられない。
身体を温めると、すぐに上がった。
身体を拭いている時も、あたりをキョロキョロしている。
まる裸になっている時に、熊が来たらどうしようか〜???

この歳になっても、自分自信びくびくしてるのがわかる。
幸い、熊は来なかった。
そして、羅臼峠へと向かう!
見晴らしのいい道を走ると気持ちいい!

しばらくして、ぴったりと1台のバイクが近寄って来て離れない。
IMG_5252.JPG
途中景色の良い、ワインデングロードを見下ろせる所でバイクを止め、
後ろのバイクを先に行かせた。
恐らく、彼も、私の後ろをくっつくつもりはなかったのだと思う。
峠の駐車場には多くの観光客がいた。

休憩がてら写真などを撮ったりして、景色を眺めていた。
IMG_5262.JPG
羅臼岳!


国後島が見えた。
結構 近い!
IMG_5260.JPG

IMG_5261.JPG
北方四島!!
いつ日本に返還してくれるのかな〜?
プーチンさん!

領土問題は難しい!
それぞれ国の威信がかかってる。
羅臼峠から下りだし、例の 熱~い「熊の湯」
を横目に羅臼の町に入る。

更に、相泊まで、終点目指して走った。
途中、道路のすぐ左側に落差10mはありそうな滝があった。

IMG_5271.JPG
確か前回来た時は相泊温泉には、ブルーシートで覆われていたはず?
見当たらない?
相泊の終点まで来てしまった。
IMG_5276.JPG
無い?
おかしいなー?
閉鎖したのかな〜?
その少し手前のセセキ温泉に人が集まっていたので、聞いてみた。
この向こうのトイレのある所にあると教えてくれた。

又戻ってみると、確かにあった!
ブルーシートは被っては無く、
温泉むき出しになっていて、海辺にある完全露天風呂!

IMG_5288.JPG
道端から沢山の人が見下ろしている。
早速下りて行き、温泉に手を入れる。
あ〜、ちょうど良い湯加減!
若い女性が一人、近くにいた。
入らないんですか〜?
と声をかけた。(入らないのはわかっていたが!)

私は入りますよ〜!
と言いながら、衣服を脱ぎ始めると、
どうぞ、ごゆっくりと、立ち去って行った。
IMG_5283.JPG
これで本日の予定、終了。

既に、3時を過ぎでいた。
キャンプ場まで150キロほどある。
ナビをセットし、帰路につく。
ほとんど信号がないので、走りやすい!
キャンプ場に着いた頃、陽は沈んでいた。

早速、途中コンビニで買ったカツ丼を夕食にした。
食べ終わって、歯を磨きに炊事場へいくと、
そこに とんでもないのがいた!

カラスが水道管に止まっていた。

IMG_5295.JPG
私が近寄っても動かない!
逃げようともしない!
死んでもいない!
IMG_5297.JPG
どうしたのかと不思議がっていると、
誰かが、このカラス 夕方の明るいうちから、
ずーっと ここに止まってましたよ〜!

ふ〜ん?
病気かな〜?

触らずにそっとしておいた。