ドセタキセル+ラムシルマブ(+ジーラスタ)の後、2週間経とうとしてますが、まだ退院できてません。

経過観察中に一番の心配事である骨髄抑制については、特にひどいレベルにはなっていないようで、もうこれ以上悪化することはないだろうとのことでした。
しかし、肝機能異常が続いていて、今のところグレード1だけど、先日の血液検査ではまだ好転していないので、あと数日様子を見ましょうということになりました。

体調は、依然、良いことと悪いことがあります。

良いこととしては、ほんの少しですが、歩きやすくなった気がしてます。
以前は、足に力がスムースに入らなくて、とてもぎこちない歩きになってました。
今は、ある意味で人間らしい歩き方になりつつあるように感じてます。
ただし、ふらつきを時折感じるのは変わりません。

食欲はある程度あり、ご飯も食べられてます。
病院食のまずさは相変わらずですが、何とかなってます。
体温は午前は36度台で午後になると37度台に上がってくる感じが続いてます。

悪いこととしては、少し咳が出てくるようになりました。
先日レントゲンも撮り、胸水はありませんでしたが、肺の影がやや濃くなっていると指摘がありました。
前のように、がん性リンパ管症にならないか、少し心配です。

体力というか、筋力が落ちているので、理学療法士の方に診て頂いて、リハビリを少し習いました。
このままでは、少々歩いても、寝たきりへ一直線ではないかという思いがありました。

最初はいろいろチェックから入りました。
この動きはできるかとか、ここに力を入れてみてくださいと言われて十分な筋力があるかの確認とか。

また、ベッドの上でできる運動として、足首の曲げ伸ばし、足の曲げ伸ばし、股関節のストレッチ、太ももの力入れを習いましたが、情けないことに予想外にしんどいです。
あとは、座った姿勢で膝伸ばし(これがほとんどできないくらいに筋肉が固くなっていました)、もも上げの運動も。

結局、特に裏もも(ハムストリングス)が凝り固まっていることが分かりました。
思い返せば、仙椎に放射線を当てて以来、今はないのですが、腰回りにしびれが出て、怖くて運動もストレッチもしていませんでした。
ストレッチを始めると、上で書いた通り、少し歩きやすくなりました。

病棟内を歩くようにしてますが、最初2000歩がやっとでしたが、今は5000歩超まで歩数が増えてきました。
そこで意を決して、階段を使ってみたのですが、なかなか大変でした。
今の病院では階段は患者でも上り下りできます。
前の病院では、転倒防止のため、患者は階段を使えませんでした。

降りる時は膝が抜けそうになりました。
ふらつきが危険とか言う以前の問題で、足の力が衰えていて、手すり必須でした。
上る時は息が切れます。
入院前は家の階段の上り下りはそれ程問題なかったので、明らかに劣化してます。
 

頑張って回復していこうと思います。