ハワイ旅行記も最後です。
オアフ島からマウイ島経由でハワイ島へ。

マウイ島は少し前に大火事の被害があったところ。
調べたらマウイ島には10年以上前に仕事で訪れてました。

ハワイ島は人生初です。

ハワイの島間のフライトは、昔は小さなプロペラ機だった記憶があったのですが、今はジェット機(B717)でした。
30分の乗り継ぎで心配でしたが、いざ乗ってみると、マウイ島での到着ゲートが、次の出発ゲートで、つまり機体もCAさんも一緒。
乗り継ぎトラブルもなく、コナ空港に無事到着しました。

コナ空港は、フライト発着はそこそこあるのですが、建物が平屋で驚きました。
マウイでの乗り換えがありましたが荷物もついてきてくれて、ロストすることなく無事受け取ることができました。

空港からレンタカー屋(ハーツ)へシャトルで移動。
車を受け取ろうとしたのですが、ここでトラブル。

ハーツは他のレンタカー屋と比べるとやや高いのですが、便利で使うことが多いです。
会員登録(ハーツGoldプラス・リワーズ)しておくと、借りる際にカウンターに立ち寄らなくてよく、会員用の場所にある車から好きに選ぶことができます。

しかし今回は、好きな車を選んでよいとされている場所には、1台やや小さい目の車があるだけで、しかも結構汚れてました(予約はLarge Sedanで入れていた)。
高いハーツを選んだのにと少々凹んでいたら、妻がやる気を出してカウンターに向かい、交渉。
返却後の洗車したて(びしょびしょ)の、SUVタイプの大きい目の車が無事出てきました。
もちろん、伝票を見るとアップグレード代がしっかり請求されましたけど(笑)。
以前なら、私がやっていた交渉を妻が色々してくれて、いざ時は女性は強いなと感じ入りました(何と言っても今回運転するのは妻ですし)。

車に乗り込んで、コナの海岸沿いの貸別荘(コンドミニアム:集合住宅の時間貸し)へ。
この貸別荘は妻が探して予約をしてくれたもので、中に入ってみるととてもゴージャス。
行く前に妻があまり詳細情報をくれなかったので、内心どんなところに泊まるのかと思ってましたが、建物が海に面していて、ラナイ(ベランダ)からの海の風景がまさに絶景でした。

 

このラナイでは毎日朝食を頂きました。

ハワイと言えばパンケーキと言うことで、毎朝妻が焼いてくれました。


子供たちは、ワイキキの風景よりもこちらの方が良いとのことで、もはやHilton Hawaiian Villageだけでなくワイキキ自体がもう卒業みたいです(笑)。
昭和のおっさんの私にとっては、ワイキキの雰囲気は好きなのですけど。。。

晩御飯は、妻の要望で、スーパーで買ってきたサーロインと生ソーセージを中庭に設置してあるグリルで焼いて、食べました。
アメリカのアパートやマンションとかで時々見かけるグリルですが、使い方がよく分からなくてこれまで敬遠してました。
ですが、このグリルで夕食を作るのが、妻が今回の旅行でしてみたかったことの一つだったそうで、もちろん焼くのは私ということで指令が出ました。
アメリカでは肉を焼くのは男の役割とは聞きます。

実際にグリルの場所に行ってみれば、先客の方が多くおられて、教えてもらって焼きました。
実際に使ってみると、この中庭のグリルはとても便利です。
ルールは、使った後に備え付けの金ブラシで簡単な掃除をするというもの。
細かな掃除は日中に施設側がしてくれるようです。
確かにグリルに向かって肉や魚を焼いているのは男性ばかりでした。

始めて使うグリルで肉を焼くのは、ガス火とは言え、なかなか火加減が分からず気を使いましたが、うまく焼けました。
子供たちも喜んで食べてました。

翌日は、ラナイで海を眺めながらの朝食でスタート。
そして、ショップが並ぶKailua Bayへ。
妻が調べていたBikini Bottoms Coffeeでアイスクリームを調達して、付近を散策。
ただし、私は丁度タグリッソの腹痛が来てしまった、飲食は断念しました。

その後は、海を堪能するためにKeiki Beachへ。
とても小さなビーチというか、Queen's Bathと呼ばれるラグーンがあり、そこは浅瀬で波が入ってこなくて、魚もちらほらいて、のんびりした雰囲気が最高でした。

ここではビーチサービスのようなものはありませんが、貸別荘にあったパラソルとチェアを持っていき、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。
子供だけでなく、妻もここでは海に入ってました。

周辺は完全に富豪向けの豪邸ばかり。
ところどころ貸別荘になっているものもあるようですが、一軒家ということもあり、全く手が届かない価格帯。
そんなハイソなエリアですが、ビーチはパブリックというのが良いですね。

その後、帰りにROSS(ディスカウントショップ)やスーパーに立ち寄って買い物をして宿に戻り、妻がパスタ料理を用意してくれました。

3日目は、少々遠いHapuna Beachへ。
米国有数のビーチの一つだそうで、行ってみるとその意味が分かります。
広い浜辺に白い砂、そこそこ高い波が打ち寄せるビーチでした。

 

この波が絶妙で、ボディーボードで遊ぶにはちょうど良いくらい高さ(2m程度)で、貸別荘にあったボディーボードを持ち込んで、子供たちはずっとそれで遊んでました。

その後、ボディーボードに飽きたのか、前日に行ったKeiki Beachにもう一回行きたいと子供たちが言うので、夕方に行きました。
そしたら、なんと、ウミガメが来ていました。
子供たちは、少し距離をとりつつウミガメと一緒に泳げて、大満足。
ウミガメは、岩に着いた藻のような海藻を食べていたとのこと。
それに、日没がまたきれい。


夕食は、ワイキキで食べたトマホークをもう一度ということになり、帰りにスーパーに寄って調達。
中庭のグリルで焼きましたが2回目と言うこともあって、うまく焼け、家族全員絶賛してくれました。


4日目は、Kua Bayのビーチへ。
周辺は溶岩が広がる場所で、その中を細い道が海岸に向けて伸びていて、着くとそこだけ奇跡的に白い砂浜がありました。
しかも、前日のHapuna Beachよりも高い波で、大きな時には5mぐらいあるのではないかと思うくらい。


到着すると、妻が突然やる気を出してボディボードに挑戦し、何とも楽しそうでした。
子供たちは前日に飽きたはずのボディボードですが、波が大きいのでまた違う感じだったのか、楽しんでました。

私は、ワイキキでの腹痛を繰り返したくなかったので、残念ながらビーチを楽しむだけで、海に入るのは止めました。
それでも、ビーチチェアに座って、白い砂浜ときれいな海と打ち寄せる大きな波を眺めているだけで満足でした。

この日は、朝に妻が作ってくれたサンドイッチをビーチで食べました。
子供の頃に海水浴場で食べたおにぎりみたいなもので、何物にも代えがたいおいしさでした。

その後、夕方前に出発し、スーパーに立ち寄って、足りなくなっていた食料品を少々買い込んで、車を翌日返すためガソリンスタンドで給油。
貸別荘に戻り、最後の水遊びのために施設付随のプールへ。
小さなプールでしたが、ジャグジーもあり、ここでは水に入ることにしました。
ジャグジーが暖かくて気持ちよく、日没を眺めることもできました。

最後の夕食は、ラムチョップにしました。
もちろん、中庭のグリルで焼きました。
前日のトマホークが上手に焼けたので、ラムチョップもと思ったのですが、脂身が焦げやすく、難しかったです。
20分弱焼いて、ホイルで巻いて保温したのですが、火の通りが甘くて、二回焼くことになりました。
その後はうまくいって、子供たちもおいしいと言ってくれました。

5日目は最終日。
名残を惜しみつつ、最後の朝食となるパンケーキをラナイで食べました。

その後、部屋の片づけをして、出発。

コナ空港近くでレンタカーを返却して、シャトルで空港に移動。

コナ空港では、少し時間があったので、手続きを忘れていたふるさと納税を急いで済ませました(笑)。

前に書いた通り、日本へのフライトは妻が事前にビジネスクラスを確保してくれていて、横に寝て日本まで帰ることが出来ました。

このJALのコナ便は、残念ながら年明け早々に廃止となります。
この便がなかったら、妻は頑張ってコナに行こうと思わなかったかもしれません。
オアフだけでなく、他の島にも直行便があると良いなと思います。

アメリカ旅行にある程度慣れていないと難易度がやや高いですが、コナのビーチは本当に良いところでした。
興味のある方はぜひ検討してみてください!

(終わり)