引き続き、ジョギングで計測しているVO2maxの値について書きます。
今回は、がんの治療開始後の話です。

がん治療は、2020年1月からタグリッソの服用を開始しました。
タグリッソは私にはよく効いてくれて、呼吸が楽になり、体調も良くなりました。
そうすると、体を動かしたくなり、2020年2月から少しずつ走り始めました。

下記のグラフ(小さくて見えにくかったらすみません)は、2020年2月から最近までの、月間走行距離とVO2maxの推移です。
ちょうどがんが発覚した頃に、Apple Watchからガーミンに変えたので、前回投稿した記事のVO2maxと値を直接比較することには意味がありませんが、傾向は見て取れます。




2020年2月から、徐々に距離を伸ばして、2020年の秋からは月間100kmを超える距離を走れるようになりました。
距離に合わせてVO2maxの値も上がってきました(8月は暑くてあまり走れていません)。
2020年9月にはほぼ最大値まで上がっています。

その後は、VO2maxは50弱を維持しています。
おそらく、今の私はこの50ぐらいが上限なのだろうと推測してます。
VO2maxの上限は、その人の生まれ持った心肺能力に大きく依存するようで、トレーニングで上限まで引き上げることはできても、上限そのものは変わらない(かつ加齢により低下する)そうです。

あと、今から見れば大したことないのですが、2021年7月~9月にVO2maxの値が少し下がってきた(月間平均で47でしたが、46とか時々出ました)のには、かなりナーバスになりました。

この頃は夏で、暑いために長い距離は走れなかったのですが、短い目の距離をペースを上げて走っていましたので、練習負荷はある程度確保していたつもりではありました。
それでも下がってきたため、タグリッソの耐性か?と心配しました。
前にも書きましたが、練習しているのにVO2maxが下がるのは、体に何か起きている可能性があります。
そのため、この期間は血液検査を受けるたびに不安になっていました。

しかし、10月ぐらいからやっと涼しくなってきて、気持ちよく距離を伸ばせるようになってきました。
それに合わせて、VO2maxも上限近くまで戻ってきました。

検索してみてみると、夏場は暑さのため心拍数が高くなりがちで、そのためVO2maxが低く表示されることが多いということを知りました。

12月には、ハーフマラソン大会に出場予定です。
心配の種は尽きませんが、ジョギングを続けていきたいと思います。