トイレ貸してくれ！
先生、お相手出来ないけど、セルフでコーヒーでも飲んでけば？
わし、忙しいから、また後で！
トイレ貸してくれ！
先生、忙しいって何処で何してんの？
すぐそこの家、引越しの手伝いや！
強風でイサザ漁ダメだし丁度良かったじゃないですか仕事あって！
良いのか悪いのか・・・わし、とにかく忙しいんや！
さすがアメンボ・タトゥーの男。
あんた、わしの称号あんまり人に言うなよ。
なんで？
ママとわしだけの秘密や。
嬉しそうにみんなに言うてたじゃないですか。
それでか・・・なるほど、疑問が解けた。
先生、わたしを疑ってたのですね？
・・・それは無い！お詫びにいいもん持って来てやる！
これや！石のテーブルや！遠慮せんと使ってくれ！
先生、こんなの要らないよ。
あんた、あほやな！石やぞ！本物やぞ！わし貰ったけどあんたにやる！
重たいから家に持って行くの嫌なだけでしょ。
ホントに重たい・・・頼む置かせてくれ。
貰わなけりゃよかったのに。
あんたなら欲しがるかなと思ってしまった。
・・・しょうがない、先生専用のテーブルにするよ。
カラーボックス要るか？
先生、それなら喜んで貰う！
持って来たぞ！思う存分使ってくれ！
先生、板は？
変わっとるやろ？特注品やと思えば大丈夫や！
先生、勘弁してくださいよ。
まだこんなんいっぱいあるぞ！どうする？持って来るか？
・・・貰ってしまったってのナシね。
・・・近い。あんた、さすが。
先生、10個も要りません。
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