昨日は東京、今日は北海道で


ファンの方たちと過ごしてきました



「ファンは大事。ファンのために・・・」


ってよく言ってはいますけど・・・


「もっともっと還元していかなければならないな」、と


思わされる出来事がありました



先月末に、洞爺湖温泉で行われた選手会納会の一こまです



毎年この時期に


ゴルフをやって


温泉につかって宴会でわいわいやる


選手会納会です



今年、僕は残念ながら肘の故障のためゴルフはできませんでしたが・・・



宴会のなかで


チームがいちばんしんみりする場面



今期限りで退団される選手の挨拶があります



その瞬間は


宴会の雰囲気がガラッと変わります



勝手ですが


今期限りで現役を引退された、立石尚行さんの挨拶を


覚えている限り、ここに抜粋させていただたいと思います



「1998年、28歳という高年齢で、日本ハムに拾っていただき、


今年まで9年間、現役をやらせていただきました。



まだ東京にチームがあったころ、僕が投げる試合は、


大量点差で負けている試合が多く、


思うような結果を出せずにいました。



しかし、チームが北海道に移転し、40000人の大観衆が、


一人の弱気なピッチャーを、打者に向かっていく男へ変身させてくれました。



もう一度で良いから、あの40000人の大観衆の前で投げたい・・・



しかし、僕はもう、自分の思ったようなボールは投げられません。

 

37歳という年齢もあり、また、この度球団から、


少年野球教室の講師という


新しいポジションを用意していただいたということもあって


現役をあきらめ、


どんな形でも北海道のファンに恩返しができるのであれば、やってみたい・・・



と思い、前向きに検討して行こうと思っています。」



思い出しただけでぐっと来ます・・・



それだけ強い、ファンに対する感謝の気持ちを


選手が抱いている



そういう気持ちを選手に抱かせるだけの影響力を


みなさんは持っています

 


ファンの方々



日本一のファンであると


胸を張って下さい



来年は、チームにとってもファンのみなさんにとっても


正念場になるような気がします

 

みなさんの力が必要です

 
いいシーズンを送りましょうね!


ではおやすみなさい