タクシードライバー | エヂのブログ

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ジョーカーを観ていたらロバートデニーロ、マーティンスコセッシコンビの名作、タクシードライバーが観たくなり、昨夜はレイトショーを敢行してしまったエヂです。真顔



この映画は今から遡る事46年前!滝汗に公開されたアメリカ映画になります。監督はマーティンスコセッシ、主演はロバートデニーロ…となっていますが、このコンビは今作もそうですが、レイジングブル、グッドフェローズ、ケープフィアー、カジノ…等々、映画史に残る珠玉の名作を連発したコンビです。


ストーリーとしてはベトナム戦争帰りのトラビス(デニーロ)がニューヨークでタクシー運転手として就職するところから始まります。

戦争の影響で不眠症を抱えたトラビスは夜の街をタクシードライバーとして働く間に孤独を抱えていきます。


そんなある日、トラビスは次期大統領候補、チャールズ・パランタイン候補の選挙事務所で働くベッツィーに一目惚れ。

めちゃくちゃ積極的にデートに誘うのですが、トラビスがデートの場所に選んだポルノ映画に激怒し、ベッツィは帰ってしまう。

その後、ベッツィに何度も会おうと試みるトラビスですが、完全に避けられている事を悟ると逆に激昂し、彼女が働く選挙事務所で『殺してやる!』と吐き捨てます。


やがてトラビスが抱える不眠症は段々酷くなり、酒と麻薬と女に塗れたニューヨークの街で徐々に正気を失って行き…。


みたいな。真顔



映像がもう古さを物語っています。多少ノイズはのりつつもこの頃のカメラでもちゃんと夜の暗いシーンがしっかり撮れるのは凄い。真顔


派手なVFXは無く、アナログ的な効果が多用されますが、そこまでの古さを感じさせません。


しかしトラビスが身体を鍛え出すシーンは面白い…。ニヤニヤ



拳をコンロで焼く!

いやw火傷するだけだしw笑い泣き


ジョーカーと比べると、イカれた孤独男の割には就職のインタビュー時の明るさや、一目惚れから彼女が働く職場に単身乗り込みデートに誘う積極性とか…普通にポテンシャルが高そうな男性に見えます…。真顔



このシーンはバックトゥザフューチャーIIIでも出てきますね。


一方でジョーカーの主人公、アーサーは明らかに精神的な疾患を持っていたり、不幸な生い立ちがバックボーンにあったり…という解りやすい不遇。

それと比較するとかなり衝動的な行動をするトラビスはもしかしたら、空気が読めないただの自分勝手な人なんじゃ…。真顔


最後まで観てみて感じたのが、この映画の中で起こる事…というのは実は途中からトラビスの妄想?実際には起こっていないのではなかろうか…と言う事です。


そうじゃないと最後の方がどうにも腑に落ちないなぁ…と。真顔

凄く古い映画ですが、全然普通に見られます。

単調なお話なハズですが、割とテンポ良く話が進んで行くので中弛みとかも無く、気付けばエンディングを迎えてしまうあたりは流石はマーティンスコセッシ監督…といったところでしょうかね。


いい作品は時代を跨いでも色褪せませんね。



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