今日8/6は広島に原爆が投下されて79年目の日でした。

 

広島の平和記念公園では式典が行われ、広島市長による平和宣言もなされました。

 

一時期平和について、戦争についての特番が少なくなっていましたが、昨今の世界情勢もあり、再び広島・長崎を通じて平和について考える番組や特集が多くなってきていると思います。

 

その中で、今年は特に多く感じたのが、この戦争体験を後世にどう残すのかということについてです。

 

戦争を実体験している世代がどんどん少なくなっていき、間違いなくこの先10年以内には語り部と呼ばれる方々も少なくなっていくでしょう。

 

実体験の無い世代が殆どになっている現在、戦争の悲劇をどう伝えるのか、課題となっています。

 

体験していないことを、更に体験していない人に伝えるのは至難の業だと思います。演劇や映画といったエンタテインメントにして伝える方法もありますが、誇張される可能性もあり、本来伝えたいことが歪んで伝わってしまうこともありえます。

 

語り部についても同様だと思います。本当に難しい課題だと思います。

語り部でなくても、今日という日、そして8/9、8/15に過去どんなことが起こったのかということを意識していくことが大事だと思います。

 

そして、その日にあった事実を事実としてしっかり認識することが大事だと思います。事実をしっかり見つめ、底から何を感じるのか、この先どう進むべきなのかを考えることが大事なんだと思いました。