2023年の大晦日は紅白とジルベスターコンサートを観て過ごしたという、いつもの過ごし方をしました。

 

ということで紅白の感想を。紅白どうでしたか?

 

個人的には思っていたよりもマシだったかなっていうのと、やっぱりジャニーズが出なくても忖度ってあるんだなって思いました。

まず良かったなって思ったのが10-FEET。フルコーラスっていうのも評価できるし、ちゃんとバンドの音で放送してましたよね。そして歌詞の途中でThebirthday チバユウスケっていう言葉や、SLAM DUNKの原作者で今回の映画の監督である井上雄彦さんの言葉があって、ギュッと詰まった第ゼロ感でしたね。


クイーン+アダム・ランバートはおそらく録画かなって思いましたけど、良かったですこちらもフルコーラスでしたね。クイーンは皆さん聴いたことあると思いますが、アダム・ランバートのボーカルは聴いたことない人も結構いるんじゃないかと。そういう意味ではびっくりされた方多いんじゃないかなと思いますね。やはり10年やっていることもあって、しっかりクイーン+アダム・ランバートとしてのステージを見せてくれたと思います。今年の2月に来日公演しますから是非観に行ってください。


それとYOASOBI。普段真っ白な衣装なのに今回は紅色でもなくて黒。そして今回の紅白に出演したアイドルやダンサーの方々がコラボしたというすごいステージでした。

ネットでもかなり盛り上がったとか、凄いとかの感想がありましたが、そこって集まること無いアイドル勢が一つのステージいるってところの部分が多いんですね。

でも本当に凄いのはこのアイドルっていう楽曲と演出だと思いました。この曲ってアイドルの裏というか芸能界の闇的なところも歌っていているんですよね。そんな楽曲をたくさんのアイドルがダンスして参加している。

そしてYOASOBIは曲後半まで演奏ステージにいて、ボーカルのIKURAさんが前に出てきたのは本当に最後の方。裏方という存在のYOASOBIが最後に出てくるみたいな印象も受けるし、衣装が黒っていうのもそういうことなのかなと。

ここまで計算しての演出だったらものすごくないですか。トリ前という位置は紅白よくこの位置にしたとここは評価していいところだと思いました。


最後のMISIAは4年連続のトリということもあって、結構もう飽きた的な事言われてましたけど、やっぱり安定してるし元男闘呼組メンバーにドラマーの青山英樹とプロデューサーの寺岡呼人さんが加わったバンド RockonSocialClubとのコラボもかっこよかったですね。青山さんワンショット抜きありましたね。

 

最初MISIAがトリを努めた年は正直どうなんだろうって思ってたんですけど、もうなんか貫禄もあって、連続でのトリはなくなっても数年はトリくらいで出るんだろうなって思ってしまいました。

 

 

で、ちょっとどうかなって思ったところは結構あります笑。やっぱり演歌の方は芸人さんとのからみは断ったほうが良いのと、もうけん玉やめてもいいと思います。確かにけん玉盛り上がるんですけどね。今回成功って言った後に失敗に訂正されたんですけど、そういう事もありますから。あと三山ひろしさんが目立たない笑。水森かおりさんはリアルタイムで観てなかったんですけどドミノって思ってしまいました。

 

ジャニーズが出なかったかわりにK-POP勢がものすごかったですよね。人気あるんで出場するのは良いんですけど、NewJeansって29日に出場発表されたんですが、まだ日本デビューしてないんですよね。人気あるからってそんなすぐ出られるんでしょうか。出場の基準ってもう無いというかそんな感じですよね。

 

あとジャニーズのかわりにAMUSE勢がたくさん出ていたという印象を否めない感じでしたね。何でしょうなんかモヤモヤがありました。これでサザンもでてたらちょっとって思ってました。なので、BABYMETALでなくて正解でしたね。

 

今年は割とフルコーラスで歌っている歌手多めだったかなって思うんですが、それでもTVサイズにされたりと、どうなんだろうって思いますね。出演者数減らしてもみんなフルコーラスでも良いと思いますよね。

 

昭和のヒット曲特集も選んだ基準がわからないし、ディズニー特集もここ数年やってますけど必要でしょうかって思いましたね。やるのであれば2023年はたくさんのミュージシャンやアーティストが亡くなったので、追悼特集をすべきだったのではと思います。10-FEET やさだまさしさんやYoshikiさんがそれぞれゆかりのあるアーティストの追悼も込めて自分のステージを行いましたけど、それはどうなんだろうって思いましたね。

 

Yoshikiさんのステージすごかったんですが、観ていてなんかもう頑張らなくてもいいなじゃないかって思ってしまいました。曲前のインタビューも全然声でてなかったし、無理してないかなって思ってしまいました。Yoshikiさんの弾き語りというレアステージにはなったんですけどね。

 

 

ということで、紅白の感想でした。司会は良かったと思います。橋本環奈さんの回しがしっかりしていたので、ハプニングあっても安定感ありました。有吉弘行さんの司会もそんなに悪くなかったと思いました。

 

レコ大が完全オワコンになってしまって、紅白もオワコンと言われる中、割と存在感は紅白のほうが出していたのかなと思いましたが、もう紅白対決もしなくていいし、男女分けもしなくて良い。本来ならボーダレスのテーマを掲げた今回にやるべきだったのにできなかったというのが今の紅白の限界なんでしょうね。

 

※YouTubeでウラトーク配信してましたが、これは良かった。本編観ながらながら見でしたけど。