11/3に行われたNEX_FEST 幕張のライブレポその2です。

 

 

マキシマムザホルモンまでのレポはその1で。

 

次に観たのがVMO。ヘドバンVol.40でもインタビュー記事が掲載されていたこともあり、どんなサウンドなのか、事前にチェックせず観ました。

正直な感想を言えば、自分はちょっと合わないかなと。最後までは観なかったです。人を選ぶサウンドと演出だったと思います。ただものすごく先鋭的なことをやっているのは間違いなくて、少しの見せ方の工夫次第でもっと弾けるんじゃないかなと思いました。

 

というのも、サウンドはエレクトロ+ハードコアなんですが、ものすごくEDM的に振った感じで、ひたすら轟音と光の演出が続く感じでその中にグロウルとパフォーマンスが展開されていくという感じでした。自分はイヤープロテクターをつけていたのですが、それでもかなりの音量。耳を押さえている人も多数といった感じでしたね。

ある種の宗教的な儀式的なところもあって、インタビューの中でブラックメタルという言葉が出ていたのもある種納得かなと思いました。

 

 

 

このポストを観て思ったのが、映像的な演出をもっと全面に出して、リアルタイムでスクリーンに写して、ある種のMR的な演出をしてもいいのかなと。小箱よりも野外フェスや中箱くらいのほうがもっと魅力的になるんじゃないかなと思います。こういうバンドが日本にいること事態素敵なことだし、ブレずに通してほしいです。

 

次はYungBlud。もう若さ爆発って感じで笑、ニヤニヤしながら観てしまいましたね。SU-METALと同い年ということで今年で26歳。今が真っ盛りという感じをひたすらステージで表現していました。客席に水だけでなく、ビール投げたり、弾いていたギター投げたり(慌ててスタッフ回収しに行きました)と、やりたい放題。ですが、本当にこのステージを楽しんでいて、会場と一緒になってライブを作りたいという生酛が素直に表現されていました。

 

ありがとうございますって日本語で言っていて、随所に日本好きも言っていて、今回のフェスに参加出来たことを喜んでいたように思います。またこういう機会にYungBludというアーティストのライブを日本で出来たということも良かったと思います。

 

先日リリースした Happier ではオリーも客演で登場。前2会場ではなかったらしく、このコラボを生で観れたのも良かったです。このときのオリーの衣装はパーカーにジーンズというラフなものでしたが、カリスマ感がものすごかったですね。弾ける若者と一緒に楽しんでいる大人という感じでした笑。それと、こういった才能を3年前に見出して、一緒に作品を作るところまでしているオリーの先見の明もすごいなって思いました。

 

ひたすらに楽しいライブでした。弾けるYungBludと対象的にクールに演奏するバンドメンバーも良かったですね。

 

次はCVLTE。実は2019年のサマソニで観ていたんですよね(その時のライブレポはこちら。)。で、確か今年のバズリズム02でもバズるアーティストとして名前が上がっていたんですよね。で、今回2回目ということでちょっと見ようかなと思っていたんですが、もうほんとに会場出入り口近くまで人がいっぱいで、こんなふうになっているの?っていうくらい驚きました。そして、サウンドもハードコア+エレクトロでいい意味でバランスの取れたサウンドでした。結局1曲のみ聴いたんですが、それでも次世代のハードコアバンドの一角になるのは間違いないなって思いました。

 

2019年のときは札幌から出てきた新人バンドっていう感じで、確か高校卒業してすぐくらいの年齢だったと思います。それがわずか3年でここまでになるとは。このフェスを通して感じる次世代感というのを有る意味一番感じた瞬間だったかなと思いました。

 

このあとはBABYMETAL待機Death。

 

その3に続く。