MLGの腰痛がまだ残る中、翌日4/9(日)にEX THEATER ROPPOMGIで行われた、@onefive久々のワンマンライブ「@onefive LIVE 2023 -Chance×Change」に行ってきましたので、そのライブレポです。

すでに公式ライブレポは昨日各ネットメディアにアップされましたので、それも合わせて読んでいたければと思います。

 

 

@onefiveの現場でのライブは、昨年3月初の有観客ライブ以来です。

 

 

このときもソールドアウトでしたが、今回のライブもソールドアウト。急遽機材開放席を設けたということでした。

今回は声出しOKのライブとして初。そして高校を卒業してから初、そしてメジャーデビュー後初のCDリリースを控えるという時期でのライブということで、記念のライブになりました。

 

 

約一年ぶりのライブ参加ということでしたが、客層もちょっとづつ変わってきているのかなと思いました。

さ学の父兄さん、BABYMETAL経由の方が多いのは変わらないのですが、同年代の女性のグループが多くなってきたのかなという印象。そしてアイドルファンと思われる男性も多くなったような気がしました。一見するとかなりカオスな客層ですが笑、これも@onefiveらしいところなのかなと思いました。

 

17:30。おおよそ時間通りにスタート。メジャーデビュー曲で初ドラマ出演作「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の主題歌「未来図」からスタート。先日衝撃的とも言えるビジュアルの変化がありましたが、あのままの髪型、そして90年代JCを意識したような新衣装で登場しました。

 

○セトリ

未来図

まだ見ぬ世界

Underground

Pinky Promise

Just for you/缶コーヒーとチョコレートパン

BBB

Ring Donuts

Chance

Lalala Luckey

Tap!Tap!Tap!

ーアンコールー

Last Blue

1518 

ーダブルアンコールー

Chance

 

まだ見ぬ世界やUndergroundとアッパーな曲のあと、pinkyPromise、JustForYouと落ち着いた楽曲と続くなど、

飽きさせないような曲構成だと思いました。

 

初のシングル「Chace×Change」に収録されている、新曲3曲も披露。全14曲というボリュームでした。

 

今回これも急遽チケット取ったということでB1といういわゆる2階席だったのですが、EX THEATER ROPPOMGIの会場はかなり傾斜があり、ステージを俯瞰で見るにはとてもいい環境でした。合わせてシート席だったのも良かったですね。

 

1年ぶりの生ライブということでしたが、こんなにダンス上手かったかと思うくらい、全体のダンススキルが上がっていました。特にMOMOさんは体のキレが以前よりもあって、上手くなったのがはっきりわかりましたね。

そしてGUMIさんのボーカルがかなり全面に聴こえたのも印象的でした。容姿やMCでの発言も含め、この一年間の変化は凄まじいものがありますね。SOYOさんは変わらず大阪のおばちゃん的なキャラが定着しつつありますね。KANOさんは変わらずです笑。

 

4人共高校を卒業し、大学生になったそうで、KANOさんはこの日が入学式だったそうです。SOYOさんは上京したそうです。

こういう近況報告が聞けるのもライブならではという感じですね。

 

今回のライブは初の声出しOKということもあり、メンバーへの声援もたくさん聴こえました。そしてその状況を楽しんでいるメンバーの姿も見えましたね。

 

MCは何度かあったのですが、特に印象的だったのは2回目のMCの最後の方でMOMOさんが「これからの@onefiveの変化を見ていてほしい」的な内容の事を話していました。過去からの変化についても話していて、ある意味このライブから新たなスタートを切るということを宣言したのかなと思いました。

 

ライブ前のオープニングでは、推しブドウのこともあってか、ワールドツアーの最終日が武道館公演だったという設定で、そのきっかけがこの日のライブだったという内容だったのですが、そういうことを意識したMCだったのかなとも思いました。

 

ラストのMCでも、武道館を目指したい、そしてその先も目指したいと言うようなことを話していましたから、4人は高みを目指しているんだなと思いましたね。

 

ライブ内容的には良かったと思います。物販紹介も面白かったし、観客とのやり取りも1年前に比べたら上手くなったと思いました。

 

全体としては満足できるんですが、ちょっと残念だったなと思うのが、観客が最後の方まで着席で鑑賞していたことですね。それも良いのかなとは思いますが、折角の声出しOKライブですから、立って応援しても良かったのかなと。後半、メンバーから立つように促されていましたから、なにかきっかけがあれば良かったのかもしれませんね。

 

それから、ちょっとシビアになりますが、やはり新規層のファンがあまり増えていない感じがありました。同年代の女性ファンも確かに増えているとは思いますが、やはり中心は元父兄さんやメイト。自分もその中に入るので、人のことは言えませんが、それだけではなかなか武道館を現実化できないかもしれません。やはり新しい層、ライト層や同年代だけでなく下の世代やその親世代等も巻き込む必要があるかなと思いました。それと全体のファン構成が女性ファンが半分くらいにならないとブレイクに至らないのではないかと思いました。

 

ダンス・歌唱・キャラクターどれも魅力的なメンバーが揃っているし、それぞれ個人活動も増えてますから、チャンスは以前よりも増えていると思います。なにかきっかけがあればPerfumeやBABYMETALのようにブレイクする可能性は秘めていると思います。

 

エイベックスというレーベルだったり、髪型や楽曲の変化があり、さ学のイメージを強く持っている方はこの変化については否定的になっているという方もいるかも知れません。しかしこの変化を強く意識しているのは@onefiveのメンバーの方なのかなと思いました。

 

そんなきっかけになるライブだったのかなと思いました。