今年は本当にレビューしたいアルバムが目白押しで全然手がつけられていないものも多数あります。後半バタバタとするかもしれないし、ある程度まとめるかもしれません。

 

ということで、今回はこのアルバムDEATH。

 

Arch Enemy  ~ Deceivers

 

です。

 

 

2022年8月12日にリリースされた、通算11枚目のアルバム。前作「Will to Power」から約5年ぶりのアルバムになります。

 

1     Handshake With Hell
2     Deceiver, Deceiver
3     In The Eye Of The Storm
4     The Watcher
5     Poisoned Arrow
6     Sunset Over The Empire
7     House Of Mirrors
8     Spreading Black Wings
9     Mourning Star
10     One Last Time
11     Exiled From Earth

             
日本国内盤は2曲ボーナストラックが収録されています。
 
今回のアルバムも、マイケル・アモットのメロディアスなギターと、アリッサの迫力のあるグロウルが素晴らしくマッチしていて、各楽曲素晴らしい仕上がりになっています。
 
前作でもアリッサのクリーンボイスのボーカルは聞けたのですが、1曲目のHandshake With Hellでは、はっきりとクリーンボイスパートがあり、新しいアーチエネミーの魅せ方というのを表しているのではないかなと思います。
 
アーチ・エネミー自体、結成26年という歴史があり、2014年からアリッサが3代目のボーカルを務めてから既に8年経っています。しかしながら、バンドのコンセプト自体は変わらない(デスメタル二メロディアスなギターの旋律)のですが、アルバムを出す度に新鮮な感覚になるのは不思議だなと思います。
 
アリッサ参加のアルバムも今作含め3枚目ということも有り、既にアーチエネミーの顔としても定着しているのかなと思います。
 
その意味でも今作はコロナ禍を経ての再出発的な意味合いもあるのかなと思いました。
 
アーチエネミーは来年2月に日本ツアーを行う予定です。2018年以来の5年ぶりのツアー。しかも全国各地で行ってくれるという、他の海外メタルバンドではなかなかやってくれないことをしてくれます。
 
マイケルが日本好きというのもあるのかなと思いますが、それでも嬉しいですね。
 
既にチケット確保したので、あとは思う存分楽しめるような環境になっていることを祈るばかりです。