11/5から上映が始まった、MCU最新映画「エターナルズ」を観てきました。

 

まだ上映まもないので、ネタバレなしの感想を。

 

 

 

まず、予告などで事前に発表されている情報をもとに、エターナルズについて。

 

 

 

エターナルズは10人の戦士で、約7,000年前に地球にやってきて、現在に至るまでディヴィアンズと呼ばれる敵から地球を守ってきました。

 

メンバーは、エイジャック、セルシ、イカリス、スプライト、セナ、ギルガメッシュ、ファストス、キンゴ、マッカリ、ドルイグ。それぞれ特殊な能力を持っていて、互いに助け合いながら7,000年間戦ってきました。

 

時間軸はアベンジャーズ・エンドゲーム後の世界。サノスによって人口が半分にされ、5年後にアベンジャーズによって再び蘇ったという世界です。

 

監督は、今年のアカデミー賞を受賞した「ノマドランド」の監督、クロエ・ジャオ監督。自然光を活かした映像が特徴とのこと。

 

という感じで、原作は読んでいないのですが、大まかな設定くらいは頭に入れて観てきました。

 

一言でいうと、美しい映画です。

 

MCU作品ということで、アクションシーンももちろん迫力があるのですが、その映像も今までのMCUとはちょっと違う感じがしました。自然光を生かした映像だからかもしれませんが、全体の画が優しい感じがします。

 

そして、エターナルズのそれぞれのキャラクターの描き方がとても丁寧でした。10人もいると雑になりがちなキャラクターの特徴や性格もしっかり描いているし、エターナルズ同士の関係性もしっかり描いていました。

 

なので、事前情報なしでも全く問題なく観ることができるし、観進めていくと自然にキャラクターについて理解できるようになります。

 

約2時間半くらいのちょっと長めの上映時間ですが、ストーリーが緻密で伏線回収もしっかりできていたのでそれほど長くは感じませんでした。

 

そして過去のMCUにはない特徴として、ラブ・ストーリーでもあること。それぞれの愛の物語でもあります。このあたりはネタバレにつながってしまうのでここまでにしますが、こういうヒーローの描き方があるんだと思いました。

 

MCUに新しい風を吹き込んだという感じがしました。人にとっては異色とも言えるかもしれませんが、今後のMCUフェイズ4の多彩な展開を実現するには必要な監督だったと思いました。

 

今までMCU作品を観てない人でも楽しめると思いますし、本当に映像が綺麗なので、その映像を見るだけでも価値ありかなと思いました。

 

ちょっとだけ言うと、アベンジャーズに次ぐヒーローチームの映画だと思っている方や今までのMCUアクション物だと思っている方はちょっと肩透かしあるかもしれません。

 

最後にセナ役のアンジェリーナ・ジョリーはやっぱりすごいなと思いましたね。アクションのキレもすごいのですが、そのスタイルというかシルエットがとても綺麗でしたね。

 

時間があればネタバレ感想も後日書くかもしれないです。