先週6/9からDisneyプラスで配信開始となりました、MCUドラマ第三弾の「LOKI」。当初の予定から少し前倒しでの配信となり、毎週水曜日に新エピソードが公開となるスケジュールです。
第一話から一週間経ちましたので、感想を書きたいと思います。
尚、ネタバレを含む内容なので、まだ観ていないという方は注意してください。
ちなみにロキとは、マイティ・ソーに出てくるキャラクターで、ソーの弟。実は対立していた氷の巨人の王の子供で、ソーの父オーディンが氷の巨人を倒したあと、不憫に思い引取り育てられたという人物。魔術が得意で、いたずら好き。残虐な面もありつつどこか憎めないキャラクターです。
話は、アベンジャーズ・エンドゲームからの続きです。アベンジャーズが過去に遡り、それぞれの時代のインフィニティ・ストーンを集めていたエピソードからになります。
ニューヨークで初めてアベンジャーズとしてエイリアンと戦ったとき、その時のヴィランであったロキを捕まえ、搬送する途中、本来ならばそのまま捕まっていたところ、なんの拍子かインフィニティ・ストーンの一つ、スペース・ストーンが収められていた四次元キューブがロキの足元に転がります。
その力をつかい、逃げてしまったロキがこのドラマの主人公です。
で、ここから感想になります。
まずこの話のキーポイントはタイムライン。変異体と呼ばれるものが定期的に現れ、本来とは異なる時間軸を形成してしまうとことがあり、それを取締り正常に戻す組織がTVA。
四次元キューブを使い脱走したロキは、このTVAに捕まります。そして、そのTVAが長年追っているある人物を捕まえる為、このロキの力を借りるというのが第一話のあらすじになります。
まず、ロキのキャラクターの描き方。TVA内では魔術を使えないので全く無力。にもかかわらず、いつもの調子のロキがとてもコミカルに描かれていますね。
それから、この世界の話、根幹となるタイムラインの話を簡潔にわかりやすく説明する場面があります。3人のタイムキーパーと呼ばれる人物によって、昔無数にあった時間軸を神聖時間軸として束寝られました。そしてそれを管理するのがTVAであるという内容です。
この話だと、アベンジャーズの時間泥棒作戦も神聖時間軸の範疇にあったそうですが、ロキの脱走は分岐になり、ロキは変異体と呼ばれることになります。
ここで思ったのが、このあとにつながるであろう、ドクター・ストレンジの2作目。マルチバース(並行世界)がテーマになっている作品になるので、このロキの世界からどうつながっていくのがたとても楽しみになってきました。
このことから、今までのMCUの時間軸は1本で、マルチバースはこのあとになるということかなと思いますが、ここはMCUドラマなので、大ドンデン返し的な話もありえるかなと思います。
時間をテーマにしているので、若干とっつきにくいかもしれませんが、ロキのあのキャラクターが相殺している感じもあり、またこのあとの世界についての繋がりも気になるので、やはり毎週見逃せないかなと思います。
ワンダヴィジョンやF&Wとは全く別のアプローチという感じのドラマになっているので、作品ごとの色の違いも楽しめるかなと思います。
さて、先程第二話も観ました。後半あの噂のキャラクター登場とこの先どうなるのか展開があったので、第三話かなり楽しみです。
まだ観ていない方でDisneyプラスユーザーの方はぜひ。