日本時間の本日早朝、第63回グラミー賞の全ノミネート作品が発表されました。

 

 

 

もしくは

 

 

 

 

主要4部門のノミネート作品については、

 

<年間最優秀レコード>
「Black Parade」ビヨンセ
「Colors」ブラック・ピューマズ
「Rockstar」ダベイビー Featuring ロディ・リッチ
「Say So」ドージャ・キャット
「Everything I Wanted」ビリー・アイリッシュ
「Don't Start Now」デュア・リパ
「Circles」ポスト・マローン
「Savage」ミーガン・ジー・スタリオン Featuring ビヨンセ

 

<年間最優秀アルバム>

「Chilombo」ジェネイ・アイコ
「Black Pumas (Deluxe Edition)」ブラック・ピューマズ
「Everyday Life」コールドプレイ
「Djesse Vol. 3」ジェイコブ・コリアー
「Women In Music Pt. III」ハイム
「Future Nostalgia」デュア・リパ
「Hollywood's Bleeding」ポスト・マローン

「Folklore」テイラー・スウィフト

 

<年間最優秀楽曲>
「Black Parade」ビヨンセ
「The Box」ロディ・リッチ
「Cardigan」テイラー・スウィフト
「Circles」ポスト・マローン
「Don't Start Now」デュア・リパ
「Everything I Wanted」ビリー・アイリッシュ
「I Can't Breathe」H.E.R.
「If The World Was Ending」ジェイ・ピー・サックス Featuring ジュリア・マイケルズ

 

<最優秀新人賞>
イングリッド・アンドレス
フィービー・ブリジャーズ
CHIKA
ノア・サイラス
D・スモーク
ドージャ・キャット
ケイトラナダ
ミーガン・ジー・スタリオン

 

なお現在はノミネート作品の数については8作品までとなっています。

 

という感じなのですが、今年はコロナ禍ということもあり、大きな動きというのがなく、またなかなか洋楽系の情報も少なめだったこともあり、正直わからない作品やアーティストが多いです。

 

特に新人賞に関しては、ドージャ・キャットくらいしかわかりません(苦笑)。

 

最多ノミネートはビヨンセで、なんと年間最優秀レコードでは自身の作品とFeaturing作品で2作品ノミネートされています。更に年間最優秀楽曲賞にもノミネートとなっていて、計9部門にノミネートされています。

 

続くのが、テイラー・スウィフト、デュア・リパ、ロディ・リッチの6部門となっています。

 

昨年のグラミー賞の顔となった、ビリー・アイリッシュも主要4部門にノミネートされています。

 

主要4部門で気になるところは、デュア・リパでしょうか。ヒット作品もあり、かなり頭角を表しているように思いますね。

 

その他でいうと、やはりBTSでしょうね。 Best Pop Duo/Group Performance にノミネートされました。

これは素直におめでとうございます、と言いたいなと思いました。

 

ここ数年はグラミー賞授賞式のプレゼンターに出演したり、アメリカン・ミュージック・アワードにノミネートされたり、そして今年はビルボードチャートで1位を獲得したりと、かなり活躍していました。

 

K-POPの国家的戦略とか色々ありますが、やはりアメリカでの音楽のトレンドと音楽市場をしっかり分析し、更にそれに見合ったパフォーマンスもしっかり出来るようにしたというのが、この結果につながったのかなと思います。あと、アジアなどのアメリカやUK以外のアーティストの音楽を受け入れられるような状況になりつつあるというのも理由でしょう。

 

アメリカポピュラー・ミュージックのど真ん中であるポップ市場でしっかり結果を出しているというところも評価するところなのかなと思います。ここまできたら是非受賞してほしいかなと思いました。

 

と同時に、日本って本当に海外市場に弱いなと思いました。間違いなくBABYMETALが一番グラミー賞に近い位置にあるですが、それに続くアーティストやムーブメントというのが無いのが悔しいですね。

 

韓国は海外市場に出ざろう得ない状況だったというのもあると思いますが、日本は海外で勝負しなくても良いと未だに思っている感があり、それが結果としてガラパゴス状態のままになっている感じがします。

 

BABYMETALのように英語でなくても、音楽性やパフォーマンスで勝負できることは証明できているので、いい意味でK-POPに負けないように頑張って欲しいです。

 

それから、ロック/メタル系のノミネートですが、 Best Metal Performance にPOPPYがノミネートされました。これは正直びっくりしました。まさかPOPPYがノミネートされるとは。

 

POPPYはアメリカのKAWAIIMETAL系のアーティストで、元々Youtubeに動画をアップしていたのをきっかけに歌手活動を始めたアーティスト。kawaii文化に強い影響を受けた感じの楽曲やパフォーマンスです。

 

近年はそのサウンドがMETAL寄りになり、BABYMETALの台頭もあって、BABYMETAL関連の動画によくでてくる名前になりました。

 

昨年はブリング・ミー・ザ・ホライズンのオープニング・アクトでツアーに参加したり、各METAL系フェスにも出演したりして、現在はMETAL系のアーティストとしてカテゴライズされるようになっています。

 

で、多くの人が思ったと思います。POPPYがノミネートされるなら、BABYMETALもノミネートされたっておかしくないと。

 

ここはやはり言葉の壁なのかなと思ってしまいましたね。

 

ちなみにロック/METAL系の賞は4部門。そのうちMETALはこの、Best MetalPerformance のみです。正直少ないですよね。もう1つくらい賞があったら、もしかしたらBABYMETALもノミネートされたかもしれませんね。

 

ということで、BABYMETALのノミネートの可能性が、このPOPPYのノミネートで高まったということにしたいなと思います(笑)。LEGEND-MGは9/9リリースなので、来年の対象にはならないかもしれませんが、来年に期待ですね。

 

 

という感じで、グラミー賞のノミネート作品を見てみました。授賞式は日本時間で来年2月1日。例年通りWOWOWで生中継されます。

 

 

 

 

コロナ禍の中、授賞式はどのように行われるのか、例年のパフォーマンスはどうなるのか等の詳細については後日ということになっています。有観客での授賞式は、アメリカでもかなり難しいかもしれませんが、毎年豪華なパフォーマンスとコラボレーションがあるので、今回も期待しましょう。