新型コロナウィルスの影響が世界中に拡大している中、アメリカ最大の見本市、SXSWの開催が中止というニュースが入ってきました。
SXSWは、毎年この時期に開催される、音楽祭・映画祭・情報機器等の見本市が一緒になったイベント。
日本のアーティストや企業も多数参加していて、今年も人間椅子や打首獄門同好会等がライブを予定していました。
先週までは開催の方向でという話もありましたが、アメリカでも新型コロナウィルスの感染が拡大していることもあり、残念ながら中止になりました。
ここ数日のニュースはこうしたイベントやライブの中止・延期のことばかりだけではなく、感染拡大の場所の一つとしてニュースに取り上げられています。
厚労省の発表による、感染リスクの高い場所の例として、ライブハウスやカラオケ店等が挙げられるのですが、正直心苦しいというか、特にライブハウスは小さい箱がほとんどで、今回のウィルス感染の影響をもろに受けている場所だと思うので、なんとならないものかと思ってしまいます。
いい音楽と素敵な時間を過ごせる場所として、通っているという方も多いと思います。昨日、よよかさんがYOUTUBEで行った配信ライブは投げ銭で、北海道のライブハウスの支援にするということを表明していました。僕も心ばかりですが投げ銭させてもらいましたが、本州の方や海外の方もたくさん投げ銭していましたね。
こういう試みが少しでも音楽を提供する場を支えになるのかなと思います。
自粛要請がされて、もう少しで2週間になります。一つの区切りとなると思いますので、ここで開催の指針的なものをちゃんと、専門家の見地の元に発表してほしいなと思います。
例えば、こういう環境でも定期的に換気したり、空気清浄機等のウィルス対策される機器を導入し、席の間隔を開けてなどの対策をすれば、開催してもいいというようなことを示してくれれば、この自粛の空気を打破できるきっかけになりそうな感じがしますね。
もうそろそろ限界に来ている感じがします。これはライブハウスことだけではなく、生活全般、経済活動、仕事、学業全てにおいてそう言えると思うのです。
まだまだウィルスの全容が見えないのもあると思いますが、以前よりもその特性や感染条件なども見えてきたと思います。変に不安を煽るだけでなく、どうこのウィルスと共生していくのかということも考える段階に来ていると思いました。