日本時間の午前2時頃に、恒例のAppleの新製品発表会が行われました。

新型iPhoneとApple Watch、次期OSのiOS12などが発表されました。

まずApple Watchは本体サイズはそのままに、ディスプレイが30%程大型化。デザイン的に洗練された印象があります。また心電図測定もできるということで、スポーツや健康といったところをアピールしているようですね。

そしてiPhoneですが、ⅩS、ⅩS MAX、ⅩRの3機種が発表されました。すべてⅩのように全面ディスプレイ。とうとうホームボタンが無くなりました。ⅩSが5.8インチ(iPhoneⅩと同じ)、ⅩS MAXが6.5インチとなり、最大容量も512Gとなりました。カラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの三色。ディスプレイは有機EL。カメラやCPU等の基本機能をバージョンアップしたような印象です。

普及機種と位置付けされているⅩRは、6.1インチ。こちらは液晶ディスプレイです。カラーはブラック、ホワイト、ブルー、コーラル、イエロー、REDの6色。昔の5Cを思い出させるような感じですね。
こちらはデュアルカメラではないのですが、4Kビデオは撮影できるそうです。64G、128G、256Gという容量で、このあたりは差別化されたところかなと思います。

Apple WatchとⅩS/ⅩS MAXは9/14から各キャリアで予約開始。販売は9/21。ⅩRは10/19から予約開始、10/26販売となります。

全体的にはインパクトは少ないかなという印象。ただ、価格帯はかなり強気だなと思いました。ⅩSの64Gで112,800円。普及機種のⅩRの64Gで84,800円。正直高いですね(苦笑)。

そして、その分旧機種が安くなると思いきや、まずiPhoneⅩは販売終了。SEと6S、6Sプラスも販売終了。7シリーズと8シリーズは価格引き下げになりますが、今更感がありますね。

更に残念なニュース。噂ではライトニングケーブルからUSB Type-Cになるのではというのがありましたが、ライトニングケーブルは継続。そしてヘッドホンジャックアダプタの同梱が終了となります。これは7,8でも同様とのこと。とうとう、昔ながらの有線ヘッドホンを使えなくなります。アダプタの個別販売は継続するようですが1,000円に値上がりするそうです。

どこかのツイートで、もしスティーブ・ジョブズが生きていたら、もうスマホも古いものになっていたのかもなんていうのを見つけて、そうだろうなと思ってしまいました。

日本でiPhoneがキャリアから販売されてから約10年。どんどん進化していきましたが、やはり10年。劇的な進化はもう期待できないのかなと思いましたね。

それこそ、最初のiPhoneを発表したくらいのインパクトのある次世代機が発表されない限り、次の段階には進まないような気がしますね。