9月6日 午前3時頃、胆振東部で発生した震度7を記録した地震から1週間経ちました。
この地震により亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。そして今尚、避難所生活をされている方、普段の生活を送れない方にお見舞い申し上げます。
北海道全域が停電となる、異例の事態になり、震災直後はかなり混乱しましたが、現在はだいぶ落ち着いた状態になってきました。
とはいえ、震源地近くの厚真町やむかわ町、液状化現象が発生した札幌清田区などでは避難所生活を送っている方もいますし、断水や電話等のインフラが復旧していない地域もあります。
電気の方はほぼ全域が復旧したものの、報道の通り、電力供給量はギリギリの状態で、節電20%を目標にしていますが、15%前後にとどまっている状態です。水力発電所を稼働させたりして供給量を賄おうとしていますが、9月も中旬となり、これから暖房が必要になってきます。
最大の発電所である苫東厚真発電所の完全な復旧は11月以降になるという報道がありましたので、これからも節電は続いていくと思います。なんとしても計画停電は避けたいとみんな頑張っています。
物流は一昨日くらいから通常通りになってきましたが、コンビニ等はまだまだ商品が足りない状態です。ですがこれも今週中にはある程度まで解消されるとのこと。
震源地近くでは余震が続いていますが、他の地域では普通の生活に戻りつつあります。
延期になっていた、さっぽろオータムフェストも15日から開催。旭川の食べマルシェも予定通り15~17日に開催となりました。
観光地である函館や札幌、旭川では宿泊キャンセルが続いており、かなりの損失となっているそうです。震災後1週間ということで、なかなか観光に来るという気持ちにはならないかなと思いますが、北海道はこれからが秋本番。
主要な観光地は普段とほぼ変わらない状態になってきています。すぐとは行かないと思いますが、是非観光にいらしてほしいなと思います。
今回の地震で、いかに電気に依存した生活を送っていたのかをまざまざと感じました。また、普段とは様子が違う雰囲気の中では、気が付かないうちにストレスを受けているんだと思いました。実際、しばらくは夜中の3時に目が覚めるということが続きました。
そんな気持ちを落ち着かせるのは、防災の意識を高くするということと、娯楽だと思います。
楽しいこと、楽しみにしていることを考えてる時は、チョットだけですが不安がなくなります。
好きな音楽、TV番組、ゲームなんでもいいと思いますが、そういった娯楽は普段は意識するものでは無いと思いますが、人間にとってはとっても大事なものなんだなと思いました。
節電の生活は続くと思いますし、まだまだ油断はできませんが、それでも普段どおりの生活を送ることがとても大事なことだと思います。
これから寒くなってきて、体調管理が大変になってきます。実際今週はチョット体調崩してしまいました。
徐々に体を慣らして、そしてストレスとうまく付き合って、過ごしていきたいと思います。