今年はエポックメイキング的なアーティストの訃報が続いていますが、またも一人天国へ逝ってしまいました。

日本のシンセサイザー奏者の草分け、冨田勲さんが5日に亡くなりました。84歳でした。

5日に倒れ、その日に天国に旅立ってしまったそうです。

冨田勲さんは、ドラマやアニメの音楽を手がけ、1975年にドビュッシーの月の光を全てシンセサイザーで演奏したアルバムをリリース。Billboardのクラシック部門2位にランクイン、イギリスでは綜合チャート17位にランクイン、グラミー賞にもノミネートされました。

その後もシンセサイザーを駆使した作品を数々発表。近年では、ボーカロイドの初音ミクとのコラボレーション作品「イーハトーブ交響曲」を2013年に発表。コンサートも行い、その制作過程とコンサートの様子はNHKでも放送されました。

80歳を過ぎても常に新しい事に挑戦する姿は、本当にすごいなと思いました。

今年11月には新作を発表する予定で、現在はその製作中ということでしたが、今回の突然の訃報。冨田さん自身が一番残念がっているのではと思いました。

心よりご冥福をお祈りします。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160508-00000017-it_nlab-ent