今日は朝方雪。日中は曇りで気温は低め。春は一進一退という感じです。

昨日のニュースになりますが、Appleから新しいiPhone、「iPhoneSE」と「iPad Pro9.7型」、それに伴う各ソフトウェアのVerUPが発表されました。

http://www.apple.com/jp/iphone-se/

この時期でのiPhoneのリリースは珍しいというか記憶にあるかぎりでは初めてかも知れません。

iPhoneSEはiPhone5Sと外観はほぼ同じ。画面も4インチと、現在最新の6Sからインチダウンしました。外観は5Sですが、中身はほぼ6Sと同等。3DTouchは採用されませんでしたが、CPUはA9、カメラも12メガピクセル、LivePhoto、4K動画撮影も可能ということです。

iPhone5Sのカバーがそのまま使えるようなので、5Sユーザーからの買い替えや6Sだと大きいと感じている方にはいい商品なのかなと思いました。僕は昨年に6Sに替えたばかりなので機種変しないですが、6Sを使っているとやはり持ちにくいと感じることもあるので、今回のSEがその時にラインナップされていたら候補になっていたかもしれないですね。

iPad Proの9.7型は、12インチで発売されたiPadProの小型化という感じでしょうか。このところタブレット端末は頭打ち状況のようですので、オフィスや法人向けなのかなという感じがしました。

それにしても、今回の新商品発表はあまり盛り上がっていない感じがします。というよりも、このところのAppleの新製品発表は、以前のスティーブ・ジョブズ時代とはかなり変わってしまった感がありますね。

iPhoneSEやiPadProは事前にかなり情報が流れていて、実際発表されたものもほぼ予想通りというものでした。その前の6Sにしても同じような状況でした。以前のような、一体何が発表されるのか、そして発表されたものが全く想像できないような新鮮なものだったということが、ここ数年ないような気がします。

明らかにiPhoneは成熟期に入っているし、Appleもなかなか革新的な商品を展開することができていない感じです。AppleWatchもそれ程ヒットしているとはいえないと思います。

Appleは既に以前のような革新的な商品を展開する企業から、安定的な商品を展開する企業になったのかなという気がします。

今回のiPhoneSEがヒットするのか否かはわかりませんが、この秋に発表されるであろうiPhone7がどういう商品になるのかで今後の方向性がわかるのかもしれませんね。