今日は晴れ。少し風がありましたが、この時期らしい気温。明日は高めになりそうです。

時々見ているニュースサイトでちょっと変わった楽器の事が書いてありました。まずは動画をどうぞ。



DISRAMと名付けられた打楽器。これはメキシコのアーティスト、ペドロ・レイエスという方が制作した作品。

ARM(武器)をdis(否定)るという意味で、DISRAMと名前になったそうです。見てわかる通り、銃器を集めて作っています。そして自動演奏楽器として生まれ変わらせたということです。

記事によると、レイエスさんの出身地は犯罪や事件が多発するような地域だったそうです。そういったこともあってか、2007年から銃器の寄付をするキャンペーンを展開。銃器を電子レンジなどと交換し集め、それを溶かしシャベルを制作。そのシャベルで植樹を行ったそうです。

このDISRAMもその一環だと思いますが、デザインとしても面白いし、問題啓発という意味でもインパクトが有るなと思いました。元は銃器。でも今はリズムを奏でる楽器。形が変わるとその意味も変わってきますね。


そんな関連で、以前ちょっと面白い楽器デザインの記事を見つけていたので合わせて紹介します。

これは楽器のヤマハとバイクのヤマハ発動機が共同で行ったもので、ヤマハはバイクと自転車のデザイン、ヤマハ発動機はドラムとマリンバのデザインを互いにし、3月にフランスで行われた第9回サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレ2015に出展したというもの。

ヤマハ発動機のドラム「RAIJIN」は円形に組まれたフレームにドラムが付いているというデザイン。かなりインパクトあります




そして、これも円形に造られているフレーム内に2人で入り演奏するというマリンバ「FUJIN」。演奏者とマリンバを回すという役目の人で演奏するスタイルが斬新です。楽器メーカーではなかなか出てこないデザインではないかなと思いました。



ちなみにヤマハは、馬をモチーフにしたバイク「ルート√」と、自分で発電し持ち歩きの出来るバッテリーが搭載されている自転車「プラスマイナスゼロ(0±0)を制作しています。

自転車はレトロな感じのデザインで、バイクは真横に見ると√に見えなくもないかなという感じですね。


https://www.youtube.com/watch?v=U6fbji0xnd0
https://www.youtube.com/watch?v=Q_qfgCpfQZ4

ヤマハは今年前輪が2つタイヤのバイクを発売し話題となりました。こういうコンセプト・デザインや企業との交流から新しいカタチが生まれてくるのかもしれませんね。