今日は曇り。気温は平年並み。時々晴れ間も見えました。明日は少し気温高くなりそうです。

本日、日本時間午前10時から開催されました、第56回グラミー賞。ニュース等で既にご存知の方もいると思いますが、なんとダフト・パンクが主要2部門を含む5部門を制覇。グラミー賞最後に発表される最優秀アルバム賞と最優秀レコード賞に輝きました。ノミネートされた部門全て受賞という快挙達成です。

今回の主要4部門の結果はこうなりました。

最優秀レコード賞~ダフト・パンクfeat.ファレル・ウィリアムス 「Get Lucky」
最優秀アルバム賞~ダフト・パンク 「ランダム・アクセス・メモリーズ」
最優秀楽曲賞~ロード 「Royals」
最優秀新人賞~マックルモア&ライアン・ルイス


今年は本当に素晴らしい作品ばかりなので、どの作品が取っても文句なしと言った感じでしたが、ダフト・パンクの圧勝という結果になりました。やはり「Get Lucky」という素晴らしい楽曲があったというのが理由でしょう。

そして、今年のグラミーは大物とのコラボ等、注目のステージが満載でした。

授賞式の始まりは、まさかの夫婦共演。ビヨンセとジェイ・Zのパフォーマンスです。黒のセクシーな衣装で椅子に座りながらのステージパフォーマンス。そして途中でジェイZ登場ということで、いきなり盛り上がりましたね。

グラミーでは生中継する際、何秒か遅らせて放送しているのですが、放送上相応しくない言葉や歌詞があると、音声が止められます。ピーとか入れません。そこだけ無音になります。早速ビヨンセのステージで無音状態がありました(笑)。

パフォーマンスが終わると、司会のLLクールJが登場。今回で3回目となり、すっかり板についた感じです。

早速主要4部門の一つ、新人賞の発表。プレゼンターはダフト・パンクやロビン・シック等のコラボで昨年活躍したファレル・ウィリアムス。自身も最優秀プロデューサー賞を受賞しています。

個人的にはジェイムス・ブレイク押しでしたが、マックルモア&ライアン・ルイスが受賞しました。口コミで人気が広がった彼ら。これから日本でも要注目の存在です。


次はロードのパフォーマンス。ドラム・キーボードというシンプルなステージでのパフォーマンスでしたが、とても17歳とは思えない、圧倒的な存在感を出していました。

次は昨年新人賞にノミネートされていた、カントリー歌手のハンター・ヘイズ。新曲の「インビジブル」をピアノ弾き語りで披露しました。この曲は自身のいじめ体験を元に書いたそうで、曲前のLLクールJの紹介でも歌詞に注目してと言っていました。スクリーンにはジョン・レノンやスティーブ・ジョブズ等の言葉が移り、この曲の意味を強調してました。

続いて、ベストポップデュオ/グループパフォーマンス賞の発表。ダフト・パンクの「Get Lucky」が受賞しました。ダフト・パンクの2人はいつものヘルメット姿で登場。受賞コメントはファレル・ウィリアムスが行いました。

次のパフォーマンスはケイティ・ペリー。ダークな雰囲気のステージでした。

次は今回最初のコラボパフォーマンス。ロビン・シックとシカゴの共演です。シカゴの名曲「Does Anyone Really Know what It Is? 」「Beginnings」「Saturday In The Park」のメドレーの後、昨年全米で最も流行ったと言っていいロビン・シックの「Blurred Line」をシカゴの演奏で歌いました。シカゴVerもいい感じでしたね。

その後はカントリー歌手のキース・アーバンとゲイリー・クラーク・ジュニアのステージ。曲後半のギターソロがカッコイイステージでした。ちなみに2人は昨年のクロスロード・ギター・フェスティヴァルで共演しているそうです。また、キース・アーバンは女優のニコール・キッドマンの旦那さんです。

次はジョン・レジェンドのパフォーマンス。「All Of Me」をピアノ弾き語りで披露しました。

ベストロックソング賞の発表。「Cut Me Some Slack」という曲が受賞。フー・ファイターズのデイヴ・グロールとポール・マッカートニーらが制作した楽曲で、映画「サウンド・シティ」で使用されているそうです。

続いて、テイラー・スウィフトの登場。ピアノを演奏しながらのステージパフォーマンスでした。

次はPink。いつもの宙吊りパフォーマンスを披露。2曲目で、昨年新人賞等を獲ったFun.の
ネイト・ルイスとの楽曲「Just Give Me A Reason」を歌いました。

ベストポップソロパフォーマンス賞の発表。プレゼンターはラッパーのミゲルと、今注目のボーカリスト アリアナ・グランデ。ロードが受賞しました。以外という感じの表情を見せていましたが、コメントは落ち着いた感じでした。

続いては、プレゼンターのブラック・サバスの紹介で、リンゴ・スターのパフォーマンス。ビートルズが功労賞を受賞したということもあり、今回の出演になったようです。

次は、ベストラップコラボレーション賞。ジェイZFeat,ジャスティン・ティンバーレイクの
「Holy Grail」が受賞。このカテゴリーにはジェイZFeat.ビヨンセの「Part II (On The Run)」もノミネートされていました。

イマジン・ドラゴンズとケンドリック・ラマーという注目のアーティストによるコラボパフォーマンスです。イマジン・ドラゴンズの「Radioactive Teaser」から始まり、ケンドリック・ラマーの「M.A.D.D City」。最後に「Radioactive」 に戻るという、すごいアレンジでのステージでした。

続いて、若手カントリー歌手のケイシー・マスグレイブスが「Follow Your Arrow」を演奏。カントリー部門のほか、新人賞にもノミネートされている歌手です。


ということで、前半はこんなかんじです。

後半は次回。ダフト・パンクやメタリカ、キャロル・キングなどすごいステージが続きました。

関連サイト
グラミー賞オフィシャルサイト http://www.grammy.com/
今回のステージパフォーマンスのセットリストはこちら