今日は大晦日。多少雲が多いものの穏やかな天気です。

大体大掃除も終わり、今は細々した片付けをしています。

今年はアベノミクスに始まった一年でしたが、その恩恵を受けるのはいつになるやら。来年は消費税も上がり、今まで以上に大変になりそうですが、あまり悲観せずいい年を迎えたいですね。

2013年の音楽はというと、洋楽特にUKシーンが賑やかだったなという印象があります。デビッドボウイやポール・マッカトニーと言った大御所。元オアシスのリアム・ギャラガー率いるビーティーアイズやスウェードと言った中堅。アークティック・モンキーズやフランツ・フェルディナンドといった次世代。そして、ジェイク・バグやガブリエル・アプリン、THE1975と言った期待の新人。

幅広い世代のミュージシャンが活発に活動していました。どれも素晴らしい作品を残していますし、ライブ活動も評価が高い。ガブリエル・アプリン等は日本でも人気が出ました。ある意味理想的な状況ですね。実に羨ましい限りです。日本でもこういう展開をして欲しいと願います。

USシーンではやはりEDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)が活発ですね。しかもAviciiやZeddといった次世代のミュージシャンも出てきて、特にAviciiは現在USチャート1位です。来月には日本盤もリリース予定ということで、要注目です。

あと、70年代ディスコソウルの復活が感じられますね。ジャスティン・ティンバーレイクやブルーノ・マーズ、そして今年一番流行ったと言ってもいいロビン・シック。黒人ではない彼らが、70年代ディスコソウルをやっているというのが注目点かなと思います。今後もこの傾向は続くと思います。

UK・USシーン共に言えるのが、世代交代がきちんとできているということ。ヒップホップ界でも、ジェイ・ジーやカニエ・ウェスト・エミネム等がまだまだ活躍していますが、先日のグラミー賞にもノミネートされている、ケンドリック・ラマーやドレイクといった次世代もちゃんと出てきています。ポップ界でも現在マイリー・サイラスが人気上昇中ですし、ロック界でもイマジン・ドラゴンズといった新人バンドが人気になっています。

日本はなかなか新人が爆発的な人気になる状況になっていないですよね。今年のチャートを見ても、まるで2~3年前のチャートを見ているようです。期待できるロックバンドやユニットなどもいるのですが、なかなかメジャーシーンには登場していません。メジャーシーンに出てくることが全てではないですが、なんとなく寂しい感じがしますね。

来年辺り、是非andropやChampagneといった次世代がメジャーシーンで人気になり、今の日本の音楽シーンの閉塞感を打破してほしいものですね。

僕個人としては、今年はCD(といってもほぼ輸入盤)をたくさん買いました。それだけ聴きたい音楽が多かったということだと思います。配信も使いましたが、やはりAmazonがあると使ってしまいますよね。

来年はどういう音楽と巡り会えるのか。まずは来月27日のグラミー賞を楽しみにしたいと思います。

そして、このブログも8年目に突入する年になります。続ける事がどれだけ大切か、最近感じています。今後もマイペースに、自分に正直に続けていこうと思います。

これからもよろしくお願いします。

それでは良いお年を。

今年一年ありがとうございました。