今日は雪。時折晴れ間もありましたが、吹雪にもなったりと落ち着かない天気です。

一昨日、年末恒例のFNS歌謡祭がオンエアされました。個人的には「裏紅白」って言ってまして(紅白に出場しないけどその年に活躍した歌手が多数出演しているのでそう思ってます)、今年もmiwaだったり、シェネルだった、加藤ミリヤだったりが出演しました。

ここ数年はコラボ企画が続いていて、今年もほとんどの楽曲がコラボレーションしていました。昨年のコラボは歌手の組み合わせがあまりよくなく、ピッチが合っていなかったり、無理やりハモったりして、実力派と言えども聞き苦しいと感じることが結構ありました。

が、今年はその反省を踏まえてか、非常に良い組み合わせが多く、聴き応えバッチリの内容になってました。

特にすごいなと思ったのが、安全地帯メドレー。もはや歌バカと言っても過言ではない玉置浩二さんとのコラボは、これぞコラボという感じでしたね。

徳永英明さんと歌ったのは「じれったい」。普段しっとりと美しい歌声の徳永さんがかなりエキサイトしていましたね。こんなに迫力ある歌声は珍しいです。

EXILEのATSUSHIとは「ワインレッドの心」。これは玉置浩二さんがかなり気を使ったというか、ATSUSHIもうちょっと頑張れといった感じでしたね(ファンの方ゴメンナサイ)。

氷川きよしさんとは「夏の終りのハーモニー」。これは良かったです。さすが氷川さん歌上手いです。

その後も玉置浩二さんが楽曲提供した歌手とのコラボもあり、V6との「愛なんだ」は良かったですね。あと香西かおりさんの「無言坂」も良かったです。

この時間帯の歌はすごくて、このあとには華原朋美さんの復帰ステージがありました。「I'm proud」を歌ったのですが、とてもブランクがあったとは思えない歌声で、もしかしたら今のほうが上手いかもと思うくらいでした。ちなみにオリジナルキーで歌ったそうです。感動しましたね。

そしてその後は、小柳ゆきとデーモン小暮閣下のコラボ。これが凄かった。小柳ゆきの「愛情」を歌ったのですが、2人とも歌唱力が凄すぎて、その前の華原朋美さんの感動とは違う感動がありました。リアーナと悪魔が並んで歌っている姿がちょっと面白かったですが(笑)。

他にも見所が一杯ありました。和田アキ子と雅や、ゴールデンボンバーと郷ひろみや、加藤ミリヤと清水翔太等々。印象に残ったのが、大橋トリオと平井堅。なぜか肩にオオムを乗せて南米の民族衣装のような姿で歌っていました。更に後ろでは日本舞踊と阿波踊りという、かなりカオスなステージでしたね(^_^;)

どうしてもコラボ中心なので、楽曲が広く知られているヒット曲になってしまうのは仕方のないことなんでしょうが、ちょっと残念かなと思いました。新しい曲でもいい曲はいっぱいありますからね。

あと、ほぼ生演奏なんですけど、一部事前録画したものがあったのも残念でした。以前は全て生演奏だったんですけどね。大人の事情でしょうか。

こういう生演奏番組は本当に歌手の実力がわかります。ベテラン歌手の実力はやはりすごいなと思いました。でも、JUJUや西野カナ等の今の歌手も歌が上手い人はいるので、こういう機会を増やしてほしいなと思いました。

年末にはこういった長時間の音楽番組がたくさんオンエアされますが、FNS歌謡祭は音楽番組としては頭一つ抜いている感じがします。

来年も良い楽曲をたくさんいろんな人に聞いてもらえるような番組を作って欲しいと思います。


きくちPお疲れ様でした。

関連サイト
FNS歌謡祭 http://www.fujitv.co.jp/FNS/index.html
(今年のセットリストが載ってました。)
プロデューサー きくちP ブログ http://otogumi.fujitv.co.jp/lovekp/index.html
(どういう意気込みで番組作りをしたがが載ってました。)