今日は雪。久々の吹雪模様の一日でした。気温はここ数日は冷え込んでます。

今年最初のレビューになります。実は前々から紹介したかったのですが、ようやく準備ができましたので
今回紹介したいと思います。

MopMop ~ The 11th Pill

です。

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イタリアのクラブジャズバンドです。知る人ぞ知るという感じのグループなのですが、最高にかっこいい
サウンドなので、ぜひ知ってほしいと思います。

1 – From 120 To 140
2 – Capo Est
3 – Frank & Stein
4 – Blues For Gasmann
5 – Amarcord
6– The 11th Pill
7– Three Times Bossa
8– Swan’s Splashdown
9– Fior Di Loto
10– A Sea Of Faces

11- Habanera 80
12- Playground Love
Bonus Track- A Perfect Day(iTunes only)

まずは簡単にプロフィール。日本サイトが無いので、オフィシャルサイトから翻訳して調べてみました。
グループの中心はAndrea Benini という人で、DJやプロディースなどの活動をしています。2005年に自身のバンド、MopMopを結成。ドラムを担当しています。他のメンバーはピアノ ・AlexTreboビブラホン・Pasquale Mirraサックス・Guglielmo Pagnozziiベース・Bruno Briscik パーカッション・ Danilo Mineo。現在までに3枚のアルバムをリリースしています。

今回紹介するのは2006年にリリースされた1stアルバムである「The 11th Pill」です。
このアルバムというか、MopMopを知ったきっかけは、ボーナストラックである「A Perfect Day」という楽曲。
たまたまFMを聞いていて、この曲が流れていました。思わず体が揺れてしまうようなリズムとビブラホンの音色ですぐに好きな曲になりました。で、調べるとMopMopというバンドが演奏しているということがわかりました。

イタリアのバンドというと日本ではあまり馴染みがないのですが、現在ではニコラ・コンテ等、クラブジャズ系のアーティストが日本でもリリースされています。その先駆け的な存在ではないかと思いますね。

魅力はなんといっても、楽曲のセンスです。どの曲もおしゃれでカフェやバーにかかっていてもいい感じの曲が揃っています。個人的にはビブラホンの音色がすごく好きで、バンドサウンドの要になっているのではと思います。

今年には4枚目のアルバムをリリースするようですので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
アマゾンやiTunes等で購入することができます。

きっかけになった「A Perfect Day」は実はカバー曲なんです。オリジナルはボビー・コールというジャズアーティストが1964年にリリースした「A Poit of View」というアルバムの収録曲。64年に作られた楽曲とは思えない素敵な楽曲で、隠れた名曲といっていいと思います。オリジナルを聴くとMopMopのアレンジの素晴らしさがわかりますね。

関連サイト
MopMop 公式サイト
http://www.mopmop.com/

MySpace 

iTunes http://itunes.apple.com/jp/artist/mop-mop/id136923871 (iTunesが開きますので気をつけて下さい)








ということで、今回はイタリアのアーティストを紹介しました。今年触れた新たな試みというのは、アメリカやイギリス以外のアーティストを紹介しようということ。日本はほぼ国内アーティストで市場が占められていますが、実は多くの海外アーティストの楽曲に触れることができる、世界でも稀なマーケットだと思っています。しかも世界最大の音楽市場であるアメリカやイギリス以外のアーティストが結構活躍しています。ここ数年だと北欧系のアーティストが多いですよね。そんな訳で、今年は自分がチェックできた世界のアーティストを紹介したいと思います。ほぼ馴染みのないアーティストだらけになると思いますが(笑)、ぜひお付き合いくださいね。