エリック・クラプトン　～　COMPLETE CLAPTON / ライフタイム・ベスト

今日は午前中雪。午後からは雪も止み、少し晴れ間も見えました。でも真冬日の一日でした。寒い！

以前にも取り上げた話題ですが、来月にエリック・クラプトンとジェフ・ベックがそれぞれ来日公演
を行い、そして初のジョイントコンサートを行います。歴史的コンサートになりそうです。

ということで、その記念として今月と来月の洋楽アーティストはこの2人にしたいと思います。

今回はエリック・クラプトン。紹介するアルバムは

エリック・クラプトン　～　COMPLETE CLAPTON / ライフタイム・ベスト

です。

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2007年12月にリリースされたベストアルバムです。2枚組全36曲収録の最新ベストアルバムです。

Disc1：  	　　　　　　　　　　　 Disc2：
01. アイ・フィール・フリー  (C)         01. ロックン・ロール・ハート 
02. サンシャイン・ラヴ  (C)             02. シーズ・ウェイティング 
03. ホワイト・ルーム  (C)               03. フォーエヴァー・マン 
04. クロスロード (C)                    04. ザ・ギフト 
05. バッジ (C)                          05. ミス・ユー 
06. プレゼンス・オブ・ザ・ロード (B)    06. プリテンディング 	
07. アフター・ミッドナイト              07. バッド・ラヴ 
08. レット・イット・レイン              08. ティアーズ・イン・ヘヴン
09. ベル・ボトム・ブルース (D)          09. いとしのレイラ（アンプラグド）
10. いとしのレイラ (D)                  10. ランニング・オン・フェイス（アンプラグド）
11. レット・イット・グロウ              11. マザーレス・チャイルド 
12. アイ・ショット・ザ・シェリフ        12. チェンジ・ザ・ワールド 
13. 天国への扉                          13. マイ・ファーザーズ・アイズ
14. ハロー・オールド・フレンド          14. ブルー・アイズ・ブルー
15. コカイン                            15. ライディング・ウィズ・ザ・キング (BB)
16. レイ・ダウン・サリー                16. セイ・ホワット・ユー・ウィル（※SMAP提供曲）
17. ワンダフル・トゥナイト              17. ライド・ザ・リヴァー(JJ)
18. プロミセス 				
19. アイ・キャント・スタンド・イット 	 
（C～クリーム、B～ブラインド・フェイス、D～デレク&ドミノス、BB～BBキングとの共作
　JJ～JJケイルとの共作、その他はソロ作品）

エリック・クラプトンのベストアルバムは結構あるのですが、このベストアルバムは、約45年と
いう彼のキャリアを総括できるという点で、クラプトン初心者から長年のファンまで、満足でき
るベストアルバムだと思います。そういうこともあって今回はこのアルバムを紹介することにし
ました。

彼のプロフィールについては、あまりにも有名ですしエピソードもたくさんあるので、今回は省略
させていただきます。詳しくは公式サイトなどを見てもらえるといいと思います。

で、このアルバムですがクリーム時代から始まり、2000年代に入ってからの活動まで網羅していま
す。Disk1はクリーム～70年代。Disk2は80年代～現在までといった感じの内容です。

クラプトンというと最近知ったという方は、ギタリストと言うよりもシンガーのイメージが強いと
思いますが、クリームを聴いてもらうと彼がギターの神様と呼ばれる所以もわかると思いますし、
最近のクラプトンを知らないという方も、このアルバムを聴けば2000年代はどういった音楽をして
いるかというのもわかると思います。

あと、彼の音楽性の遍歴を確認するという意味でもこのアルバムはとってもいいと思います。
クリーム→70年代→80年代→90年代→2000年代という曲順で構成されていますから、音楽性の
変化を確認することもできます。

ちなみに彼の音楽性はかなり年代ごとに変わっていっています。
クリーム～トリオロックバンドの基礎となったバンドでしたから、バリバリのロック。
70年代～レゲエやウエストコーストサウンドを意識させるような楽曲が多いです。
80年代～ポップ感が加わったロック。クラプトン流80年代ロックといった感じでしょうか。
90年代～よりポップ感を増していき、ヒット曲もたくさんうまれました。
2000年代～原点であるブルースの活動も始めます。BBキングとの共作アルバム等も作りました。

オススメは全部と言いたい所なんですが、そうもいきませんので、レイラ（アンプラグド）や
チェンジ・ザ・ワールドなど90年代以降から知ったという人向けに、オススメ曲を紹介します。

まずはクリームの曲。これは絶対聴いて欲しいです。今から約40年前の作品ですがかっこいいですし、
すごすぎです。特に最近のクラプトンしか知らない方はびっくりすると思います。激しいです。

それから70年代のクラプトンの曲も名曲揃いです。いとしのレイラやワンダフル・トゥナイトは
今でもライブで演奏されますし、カバーされることもありますね。

80年代だとCM曲としても使われたことのあるバット・ラヴやフォーエヴァー・マンですね。
シンガーとしてもギタリストとしてもかっこいいですね。

こんな所ですが、クラプトンについては曲ごとにもエピソードがあったりして（例えばいとしの
レイラや、ワンダフル・トゥナイト、ティアーズ・イン・ヘヴン等）全然書き足りないのですが、
長くなるのでこの辺で。

それにしても約45年という長いキャリアを持ちながら、いつまでも輝き続けるクラプトンは本当に
すごいアーティストだなぁと思います。それからこれだけ音楽性が変わりながらも、エリック・ク
ラプトンの「音」は変わらないというのは、それだけ芯に揺るぎないものがあるということなんだな
ぁと思いました。

過去の作品も最近の作品も素晴らしい楽曲がたくさんありますので、是非聴いてほしいと思います。

関連サイト
エリック・クラプトン　レーベルサイト　http://www.wmg.jp/ec/
（予告編ではこのアルバムのダイジェストが見られます。小さくなるので気を付けてください）
ライフタイム・ベスト　アルバム解説　http://wmg.jp/artist/ec/WPCR000012775.html
（アルバム収録曲の試聴が全曲出来ます。）

エリック・クラプトン　Wikipedia







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