新将命「面白いほど役に立つ 図解人を動かすリーダー力」を読んで② | 昔のテレビ番組や日商簿記1級などの雑記

昔のテレビ番組や日商簿記1級などの雑記

昔のテレビ番組が大好きな、日商簿記1級浪人生の映像所有者の雑記です。

【書名】面白いほど役に立つ 図解人を動かすリーダー力

【著者】新将命

【発行日】2009年1月25日
【出版社等】発行:大和書房

 

【学んだ所】

部下を育てるリーダーになる5つのポイント

 ①部下と良い関係を築くには?⇒部下が話しやすくなる環境でラポールを築こう

  • スピーク・アウトが職場の雰囲気を明るくするスピーク・アウトとは、「率直にものを言うといった意味。⇒職場を明るくするには、職場にいる一人ひとりが明るく元気になることが肝心人は、思ったことを思ったとおりに話すことによって明るく元気になる

  • 職場の人々が自由にものを言うようになるには、リーダーの働きかけに加えて、一定のトレーニングも必要ピーク・アウトを習慣化するのも、「一日にしてならず

  • スピーク・アウトのある職場とは、コミュケーションレベルの高い職場でもあるリーダーは、自身のコミュケーションレベルを上げるよう努めなければならない

  • コミュニケーション10カ条

  1. コミュニケーションは、まず聴くことから始めよ

  2. コミュニケーションで重要なのは「自分が相手に何を言ったか」ではなく、実際に何が伝わったかであると心得よ。

  3. コミュニケーションでは、相手の目を見て大きめの声でゆっくりめに話し、相手と波長を合わせることを心がけよ

  4. 話の順序は、相手によって起承転結のから話せ

  5. コミュニケーションは時間をつくって行なう仕事上の優先課題である。

  6. 真のコミュニケーションはフェイス・トゥ・フェイスでなければならない。Eメールは簡単な情報伝達手段にすぎない。

  7. 悪い話ほど速やかに報告せよ

  8. みんなのため、仕事のために良かれと思ったことは、立場を超えてどしどし発言(=スピーク・アウト)すべし

  9. 異論も意見として認めよ

  10. 飲みにケーションは「Nice to Do」であっても「Must Do」であってはならない。⇒真のコミュニケーションが行なわれる場は職場である。

  • 8聴き2しゃべりで部下の聞き役に回ろう部下との間に心の通い合う関係を築くには、ある程度時間をかけて、コミュニケーションの質と量を上げることが原則そこで大事になるのが、部下の話を積極的に聴くこと肝心なことは、「聞く」ではなく聴くことにある。

  • 聞くとは、門の中にいて耳だけで聞いている様。終始受身の姿勢といえる。

  • 聴くとは、耳+目+心を使って、全神経で相手の話を聞いている様

  • 上司は8聴き2しゃべりくらいのバランスが適切。⇒人は自分を尊重する人を尊重する大事なことは、リーダーが部下に関心を示すこと。関心を示されることで、部下はリーダーに対し、「自分に関心があり、自分のことをよくわかっている人と意識するようになるはず。リーダーの心得は8聴き2しゃべりを徹することにある。大事なのは、リーダーから積極的に部下に声をかけ続けること。そのひと声が部下の心に響く

  • 部下とラポールを築くことが何より大事:「8聴き2しゃべりを続けていくと部下との間にラポールが生まれる。⇒「ラポールとは、フランス語で共感を意味する心理学用語では、共感に基づく信頼関係、心の通い合った関係のこと。リーダーと部下の間は、ラポールのある関係が理想

  • 部下と気心の知れた関係を築くには、堅い話よりも雑談のほうが部下の感情に響く心の通い合う関係というのは、こちらが相手に心を許すだけでは成立しない相手もこちらのことを信頼し、安心して、心を開いてくれない。⇒人が、安心して心を開ける相手というのは、いわゆる有徳の人」⇒スキル(才)のある人はできる人」、徳のある人はできた人」=部下との間にラポールを築けるリーダーはできる・できた人」⇒リーダーは、スキルと人間力(徳)を備えたできる・できた人であってはじめて部下は安心して、リーダーに心を開けるようになる

 ②リーダーにふさわしい話し方とは?⇒「VSEを意識して部下より先にあいさつをしよう
  • あいさつは部下からではなく上司の自分からリーダーの話し方のなかで特に大切なのが、あいさつ。⇒あいさつは先に気づいたほうからするというのが、あいさつのルール肩書やポジションであいさつの順番を決めてはいけない。職場の雰囲気を良くしようと考えるなら、あいさつは、上司のほうから積極的に行なうようにするべき。
  • 人間的能力の高いリーダーが持つ6つのK3つのS
  • 6つのK
  1. ものの考え方が常に肯定的である。
  2. 誰に対しても謙虚な態度で接し、威張らない
  3. 向学心に富んでいる
  4. 明確な価値観を持っている
  5. 健康である。
  6. 豊かな感性を持ち人をひきつける
  • 3つのSStrength(ストレングス)=強さSmile(スマイル)=ほほえみSacrifice(サクリファイス)=自己犠牲
  • 良いあいさつの基本はVSEの3つあいさつというのは、相手の存在を認めるということにほかならない。あいさつをしないというのは、相手を同じ仲間と認めていないことになる。あいさつは相手に対する好意と敬意の表現
  • 良いあいさつの基本はVSEを意識する。=張りのある少し大きめの声で、相手と目を合わせ、笑顔で行なうことがあいさつの基本
  1. V=Voice(声)ちょっと大きい張りのある声
  2. S=Smile(笑顔)軽いほほえみ
  3. E=EYE(アイ・コンタクト)相手と軽く目を合わせる​​​​​​​