「報道30時間テレビ(1994年度)」を見て② | 昔のテレビ番組や日商簿記1級などの雑記

昔のテレビ番組や日商簿記1級などの雑記

昔のテレビ番組が大好きな、日商簿記1級浪人生の映像所有者の雑記です。

 

【番組名】
関口宏の報道30時間テレビ

 

【放送日】
1994年12月30日 21時10分~23時45分頃

 

【放送局】
TBS

 

【内容】

スクープを飾ったカメラマンたち

戦場のカメラマン

風を感じたカメラマン~東名日本坂トンネル事故~

遭難者を救え!—空撮カメラマンの選択—

カメラマンがとらえた決定的瞬間

カメラマンがとらえたお騒がせ動物たち

カメラマン危機一髪!それでもカメラを離さなかった

たった1人の奮闘~第1報を伝えた駐在カメラマン~

奇跡を伝えたカメラマン~日航ジャンボ機墜落事故~

銃口に最も接近した男~OL監禁猟銃発砲事件~

 

【出演者】
総合司会:関口宏
司会進行:杉尾秀哉、浜尾朱美
出演者:石田純一、秋野暢子、高田万由子、嶌信彦、浜田幸一他

 

【名場面】

銃口に最も接近した男~OL監禁猟銃発砲事件~

率先して犯人説得を試み壮絶な殉職を遂げる山下啓一刑事課長

細沢道生カメラマン(SBS静岡放送)「(防弾チョッキも着けずに説得を試みる山下課長の様子を見て)課長のあまりにもこういう非常にこう自然な形でね、この車に近づいてったていう姿を見て、そのまあ危ないなあっていう風な、ていう思う気持ちよりも、まあ課長が非常に頼もしく映ったっていうんですか。」

木津誠静岡県警警視(当時山下課長の部下)「(無防備で説得することに対して)「あまり危険だから近づかない方がいいんじゃないか」、ということは言いましたけれども、自分が直接ですね犯人と会話してですね、「俺なら出来る」という信念のもとにですね。それではあの、防弾チョッキを着てやると、返って相手の方にですね威圧感を与えるんじゃなかろうかと。結果的には身を張ったような形にはなりますけれども、説得にあたっていた。

細沢道生カメラマン(SBS静岡放送)「(山下課長の殉職に対して)現実をその目の当たりにするっていうよりも、ファインダーっていう一つのフィルターを通すもんですから、それでもうファインダーを覗いてるっていうことは、もうあの目の前に起こってることが、ブラウン管の中の出来事になっちゃうんですよね。我々にとっては。自分のその中で、もしかしてあそこで、まあ我々が犯人の車を取り囲まなかった、あるいは犯人を刺激しなかったら、ああいう事件(殉職という結末)っていうのは起きなかったんじゃないかなっていう、そういう気持ちっていうのは、まだずっと気持ちの奥の方にありますね

細沢道生カメラマン(SBS静岡放送)「ずっとこうカメラマンを続けてくかぎりね、あのー答えが出ないっていうか。あるいはもう自分はその撮るしかないんだっていうふうな気持ちでいっちゃうんじゃないかなと思うんですけどね。」