【書名】あり方で生きる
【著者】大久保寛司
【発行日】2019年11月11日
【出版社等】発行:エッセンシャル出版社
【学んだ所】
8.聴いてみる
36.信頼されるリーダー
①自分の話をよく聴いてくれる人
②自分を理解してくれる人
③いつも自分を見てくれている人
- このことが正しいとすると、人の話は聴かない、一方的に話すだけで、相手のことを理解せず、自分のことばかり言う人。そのあとは他の所を見ている人。そんな人は信頼されないということである。
- ここから分かることは、聴く力のある人、人の心を理解できる人を、人は信頼する。そんな人についていきたいと。
- この軸で自分を見た時、自分は日頃信頼される言動をとっているか、自分は信頼される存在であるか。自分を振り返ってみることが大切である。
37.人間の幅
- 清濁併せ吞む。人には、この幅というものが必要。少々濁っていても、それを悠然と取り込むような、人としての幅がほしい。
- 自分の幅が広いと、個性豊かな人を平然と受け入れることができる。
- 人としての成長の一つ、それは、多くの人を受け入れられるようになる。=自分自身の幅を広げる。
38.優秀な人
- 良き大人・人間・リーダーとは、「人を幸せにする人」。
- 「いい会社」には、一つの共通点がある。いい会社は「そこにいる社員が優秀」である。⇒「優秀」とは「優しさに秀でている」と書く。そして、優しさとは「人を憂う」と書く。優秀の優は、人を憂える。人に対して優しいこと。すなわち、優しいことに秀でていることが優秀な人であるということである。つまり、他人を思いやることにおいて優れた人が、優秀な人なのである。
- 素晴らしい企業で共通しているのは、社員が優秀であるということ。常にお互いが他を思いやることにおいて優れている。行き詰まった人がいれば、必ず、周りの人が声をかけてくれる。これこそが優秀な人達の職場の特徴なのである。
39.ジャッジしない
- 誰かの話を聴く時、「正しい、正しくない」という視点で、人は聴きやすいものである。人は他人からあまり判断されたくはない。そのままを受け入れる、良い悪いを考えないで。⇒ジャッジしない。判断しないで、そのまま受け入れる。これができると、相手は本当のことを話してくれる。
40.認めることの大切さ
- 職場において、なかなか仕事ができない、誉めるところがないという人であっても、その人の全体を見た時には、必ずいいところ、いいものがあるはずである。
- 仕事や勉強に直接関係のないところでも、人は自分のどこかを認められた時、やる気が出てくる。そして、認められると、やるべきことを一所懸命やるようになる。
9.本気で動いてみる
41.何を言うかより、誰が言うか
- 人は正しいことを言われたからといって、受け入れられるわけではない。実は何を言うかより、誰が言うのかの方が、はるかに大切なのである。
- 正しいことを言ってもなかなか聴いてもらえない時、相手を責める、言い方を変える、これらは全部無駄になる。あくまでも自分自身を変えなければいけない。自分自身が、他人から話を聴いてもらえるような存在にならなければいけない。
- 何を言うかより、誰が言うか。信頼、尊敬している人が言う時、人は初めて話を聴くのである。⇒ただし、自分が聴く側に回った時は、若い人だろうが、だらしない人だろうが、どんな人が言ったとしても、それはそれとして受け止める度量が必要になる。言う側と受け止める側とでは、心の持ち方は全く違う。
- 伝える側の時は、自分自身に問題がある。
- 聴く側の時には、どんな人の話も正しいことは素直に受け取る、という姿勢、心のあり方がほしいものである。
42.全てはなるようになる
- どうなるんだろうかと不安にかられ、先の見通しが立たないところで悩んでいても、解決することはない。悩んでいると顔が曇ってくる。雰囲気も暗くなる。⇒それよりも、最後は「エイや!」と開き直って、「なるようにしかならないんだ!」という思いを心に決めることが大切。
- 努力をした上で、最後、結果がどうなるか?なるようにしかならない。全てはなるようになる。
43.深い響きを持った人
- 同じ話をしていても、話す人によって、受け取る側の印象は全く変わる。相手に届く言葉を語れる人は、その言葉に、その言葉の響きに深さがある。この深さこそが、相手に届く一番の要因である。
- 響きは、その人の声から出るのではなく、心の奥底から出るから、違いが出てくる。⇒深い響きを持った人間になるには、自分自身を深めること、自分自身を掘り下げること、自分の幅を広げること。いろいろな経験と思考を通して、響きを深めることはできる。
44.本気であること
- 本気とは、そのことに時間をかけること、お金を使うことである。
- 「トップの思いがなかなか組織の末端まで浸透しない」のは、トップが、思いを徹底するために時間をかけていない。本気ではないか。本気でないから、変わらない。
45.真心と常識で判断する
- 正しいか、間違いかの判断に、難しい理論や難しい尺度はいらない。真心に常識で判断すれば、やって良いこと、してはいけないこと、ほとんどのことはこれで解明できる。ただし、真心と常識で判断して結果を実践するには、少しだけ勇気が必要になる。
10.実践してみる
46.理想を語ることと、実践することは別次元
- 言うは易く、行うは難し。言うのは簡単である、理想を語るのも簡単である。でも、それを実現するのは、別次元の話である。
- 百閒<一見、百見<一考、百考<一行。百聞は一見に如かず。そして、百回見るよりも、一つ考える方が素晴らしい。そして、百回考えるよりも一つ行動に移すということの方が素晴らしい。⇒実践する人が成果を出す。実践する人が立派なのである。
47.求めていることは、求められていること
- 「あなたが求めていることは、あなたが求められていること」⇒「あの人に、もっとこうしてほしい、ああしてほしい」と求めている人は、自分自身が同じように「こうしてほしい、ああしてほしい」と求められている可能性がある。
48.環境も生い立ちも越えるもの
- 役職なんて関係ない。思いのエネルギー、思いの深さ・強さ、それが人を動かす。
- 自分の育った環境が不遇でひどいものであったとしても、今の自分のだらしない生き方の正当な理由にはならない。その環境を、どう受け取るか、そしてどう生きるか、それが全てである。
49.頭を使う
- 頭が悪いという人はいない。頭を使っていない人がいるだけである。⇒必要性や興味をもった時、頭は稼働するようになっている。
- 頭が良くなる方法は、使えばいい。使えば良くなる。⇒頭を使うには、一つ考えること。一つ考えたことを紙に書くこと。その考えたことを、人前で説明、発表、発言することである。⇒人前で話せば、いろいろな感想をもらうことができる。それによって振り返ることができる。ただ考えているだけではダメである。とにかく、紙に書くことが大切。⇒思いついたことを紙に書く。考えていることを紙に書くことによって、思考を深めることができる。⇒発言することによって、またその考えを深め、他人から評価をもらうことによって、その内容の純度をより高めることができる。⇒どんな人でも、考え、発言し、発表していれば、必ず能力は伸びていく。
50.死ぬ時に、自分の人生に○をつけられる生き方
- 死ぬ瞬間に自分の人生を振り返るだろう。その振り返る時に、自分の真心で、自分の人生を観て、○がつけられるように生きたい。
・謙虚という姿勢には、時に、嘘が混じってしまうことがある。本当に謙虚な人は、自分ができていなことが分っている人である。
・本当に自分を客観的にメタ認知できたら、人は傍から見て、謙虚な動きしかできなくなる。
・偉ぶる人というのは、多分、自分が見えていない。人は限りなく己が見えていないのである。だからこそ、常に、指は自分に向けるのである。

