アイドル映画祭2019のコンペテーション上映作品

15作品が決定しました!

12月8日(日)LOFT9Shibuyaで上映します。

 

開催日までブログで上映作品を順にご紹介したいと

思います。

 

第1作品目は9月20日まで池袋シネマ・ロサ

アンコール上映中の

隣人のゆくえ

 

12月8日(日)Cブロック 15時39分より上映

【舞台挨拶メンバー】

正司 怜美、福田 麗、竹内 義晶(劇中歌を披露予定)

 

 

出演、作曲、演奏、振付、撮影、録音、照明、他を

中高生40名が手がけた映画。

 

この作品!

数多く制作されている自主制作映画の中で稀に

誕生する奇跡の名作と言って良い作品だと思います。

素人たちが作った、ゆえに生まれる素直な空気感

素直な演技に心をうたれます。

 

【お話は。。。】

 

両親の別れた日、カンナは忘れ物を取りに学校へ戻る。

校内の歌声に誘われて、辿り着いたのはミュージカル部だった。

「夏休みの間、私たちのたった一人の観客になって」

と頼まれた彼女は、

迷いつつも部室へと通い、忘れ去られた下関の歴史に

触れていくのだった。

 

【制作は。。。】

 

戦後70年を胸に市街地の空襲で焼け落ちて再生した

梅光学院(山口県下関市)で作られた。

監督はこの空襲を記録した写真を取り入れるとだけ決め、

あとは白紙からスタート。

重苦しく語らずエンターテイメントとして届くよう

ミュージカルの道へ向かう。

参加を希望した中高生40名(中1〜高2)とワークショップを

1ヶ月間重ね、こぼれ落ちたものを拾いながら適性を

見極める日々が送られた。

そこから物語が産まれ、歌が生まれ、

キャストとスタッフが振り分けられた

(70年前の写真を撮った写真家のひ孫も偶然に参加していた)

 

【劇中挿入歌】

 

 

 

【監督紹介】

​監督・脚本・撮影・編集 ​柴口 勲

1967年生まれ、
山口県下関市在住。42歳から映像制作を始めたサラリーマン。
下関市芸術文化振興奨励賞。
「月日貝」金子みすゞショートムービーコンテスト
(グランプリ)。
「ひこうき雲」PFFアワード(福岡賞)、
新人監督映画祭(短編グランプリ)、他。
 

母校中学校に講演依頼を受けたときに在校生と映画製作を始め、PFFなど映画祭に選ばれる。

子供たちとのワークショップを通じてシナリオをゼロから興し、キャストだけでなくスタッフも子供たちに任せている。

 

【隣人のゆくえについて】公式サイトより

 

この作品は梅光学院の生徒40名と一緒に創ったオリジナル・

ミュージカル映画です。冗談でも嘘でもなく、

彼女らがマイクを構え、照明を当て、カメラを回し、

劇中歌を作曲し、演奏し、振付けしています。

とはいえ僕らの船は順風満帆な旅路にはありませんでした。

中高生の好奇心は旺盛です。でもすぐ飽きちゃうし、

嘗めてしまいます(笑)

 

先へ進めば道が開けるのではなく逆に閉ざされていく、

そんな感覚に陥りました。彼女らも、

僕が何を撮っている(カットの積み重ねがどう繋がる)のか

解らずに霧の海原を漂っていたかもしれません。

 

それでも船は港に着きました。個々が少しずつ優しさを持ち

寄り、それが重なり合って完成したのです。

あと、JK​相手に僕が大人気ない船頭で居続けたことも

役立ったかと(涙)

 

【キャストについて】

 

正司 怜美

主演でありながら本作の殆どの楽曲を作曲。

のちに劇中歌を本人が歌い

ロッキングオン・カウントダウンジャパンに入賞している。

当時は高1でした。音楽制作がしたいと参加しましたが出演に…出番がないとレフ板やマイクを持ったりも。

とても忙しかったです。でも、充実した日々でした。

関わった事のない先輩後輩と話したり、

監督の文句を言ったり…(笑)

音楽とも沢山向き合いました。

監督と何度も話し合って作りました。

高校時代にこんな貴重な体験ができるなんて。

​                      正司 怜美

公式サイトより

 

 

福田麗

W主演を務めて本作の楽曲も振り付けた。

卒業後はミュージカル科に進学し舞台に立ち続けている。

当時は高2でした。伸ばしていた髪も切り反抗期真っ只中、

大人は苦手!学校生活、私生活、全て中途半端な自分も

大嫌いでした。

そんなとき一人の大人が映画を作ると学校に現れます。

自分の世界観を持ち意志曲げぬ監督。

学生にも妥協しません。

 

ツンツン尖っていた私はスンバらしく生意気だったはず(笑)

一緒に撮影に挑んだ皆には感謝しかなかったのですが、

その頃はどうしてもありがとうが言えませんでした。

 

完成した映画を観たとき、そんな自分が変わったわけではないけど心が動くのを感じました。涙が出ました。現在私はミュージカル女優になるために勉強しています。

​                     福田 麗

公式サイトより

 

吉田玲

助演でありながらも大林宣彦監督の目に止まり

来春公開新作のまさか主演に抜てきされる

ニュース記事はこちら


当時は中2でした。

一緒に映画を作っていて大変だった時は歌の録音です。

私が失敗したと思って歌うのを止めると、

監督は「今のメッチャ良かったのになんで止めたん」と

何回か注意されました(笑)

ときには「まだ高い音が出るやろ」と突然現場で1オクターブ

上に変えられました(笑)

監督の口癖の「まだいける」を何回も何回も言われました(笑)

​                       吉田 玲

公式サイトより

 

◆出演

野村カンナ:正司 怜美(15)

田中絹代:福田 麗(16)

金子みすゞ:吉田 玲(13)

丸山小梅:岡本 ゆうか(13) 他

◆スタッフ

監督・脚本:柴口 勲

音楽:正司 怜美(15)・岡村菜々子(12)

振付:福田 麗(16)

撮影:上垣内 愛佳(16)

録音・広報:辻 佑佳子(16)

助監督・音楽:竹内義晶(15)

 

【隣人のゆくえメンバー出演】

 

 

 

 

アイドル映画祭2019コンペ上映作品はこちらで確認できます!

 

コンペ上映作品紹介映像

 

 

次回は招待上映作品!

『アイドル大戦』を紹介予定です。

 

 

この映画祭の提供は映画『ロリさつ』です

1日通し券を買うと『ロリさつ』DVDが付いています。

 

 

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