【日々の心】

★命の火と思いの火

題名を見てピンっときた人もいるかと思います。

そうです。

キングダムですｗ

私は、キングダムという漫画が大好きです。

映画化もされている人気作品ですよね。

拙著にも、知略型と本能型について書かせて頂いたほどです。

この６月第２週発売の原作において、また、響く言葉が出ました。

それが、

命の火と思いの火

です。

戦場において、敗れれば命の火は無くなるが、思いの火は受け継がれていくというものです。

これ・・・・

アトツギにも言えるんですよね。

先代、先々代、初代・・・

後継者は、初代よりの思いの火を受け継ぎ、商売をしているのです。

社是、社訓、理念、ビジョン、ミッションなど・・・

言葉は色々ありますが、会社の存在意義同様、創業者の思いというものは受け継いでいくものでしょう。

伝統技術のように、言葉になっていなくても構いません。

仕事という戦場で、先祖や諸先輩の思いの火を受け継ぎ、戦っているのです。

アトツギは、時代の流れにより、現社長である先代と手法で戦うこともあるでしょう。

しかし、

根底にある思いの火は、同じくありたいものです。

私自身も先代とは戦ってきました。

ただ、会社に対する思いの火は同じ色でした。

火を大きくするために、うちわであおぐか、口で吹くかの違いだったのだと思います。

手法が違うと、意外と社員は戸惑うかもしれません。

同じことを目指していると見えないかもしれないです。

同じ方向を向くために、そんな思いの火を言葉にすることが経営者の仕事なのではないでしょうか。

アトツギといえど、経営者です。

若くても経営者です。

先祖、先輩の思いの火を絶やさないように日々精進したいものです。

★命の火 思いの火