ぐりふぉんです。
ご訪問ありがとうございます。
LIXIL製電動シャッターとPanasonic製HEMSでエラーが頻発する。
そのさらなる続報です。一応完全解決したっぽいので情報共有しておきます。
【あらまし】
LIXIL製スマート電動シャッターとPanasonic製HEMSを接続しました。
目的は、HEMSの機能でタイマー制御をかけ、朝晩自動でシャッターの開け閉めをすること。
ところが2021年末のPanasonic製HEMSのファームウェアアップデートで異常通知が頻発するようになりました。
Panasonicが調査した結果、LIXIL製電動シャッターがエラーと復旧動作を繰り返している、とのこと。
迷惑千万で何とかならんかと工務店に苦情を申し込みました。
その結果、LIXILからは「お手上げ」の返事が来たそうで、悶々とした生活を送っております。
というお話。
前回のブログ ![]()
前回のブログでは、無線中継器を導入し、ホームデバイスの位置を工夫することでエラーが起こりにくくなる、というお話でした。
起こりにくくなるというだけで全く起こらないわけではないというところがミソです。
今回、それが完全解決したっぽいのでご報告。
具体的に何をしたか。
簡単に言うと、複数のシャッター動作を一斉に行うのではなく、ひとつ動かしては5秒のインターバルを挟むというシーケンスを組み込みました。
これは、スマホアプリの「Lifeassist」で可能になっています。
前からある機能なのか、最近追加した機能なのかはわかりません。
とにかく最新版のアプリでは可能です。
このシーケンスを組むことで、エラーの発生がなくなりました。
以下は推測込みの技術論なので、興味のない方は上記具体策のみで結構です。
原因は、「通信プロトコルの取りこぼし」デス。
なぜこのような取りこぼしが発生するのか![]()
わが家には電動シャッターが7台あります。
一軒あたりこれだけの台数制御は、LIXILも想定外のようです。
せいぜい2~3台のシャッター制御を想定しているはず。
それに対して全台同時に「開」もしくは「閉」命令を発すると、実際は完全な同時発信ではないと思いますが、かなり高速に信号を発出することになります。
このとき受信機側は、
①コマンド受信
②モーター起動
③状態更新
④ACK処理
を行うため、処理タイミングに当たると次のフレームを落とすことがあります。
わが家の場合、5台目までは問題がなく、6台目と7台目のシャッターがたまにストライキを起こしていたことから、この線が濃厚だと踏んでいます。
①一方向通信(基本アンサーバックなし)
②同一コマンドを複数機器に順番送信
③受信側は衝突回避機構をほぼ持たない
このため、後ろのシャッターになればなるほどコマンドの処理待ちが発生して、取りこぼしが起こっていたというわけです。
本来は3秒以下でも大丈夫だと思われますが、わが家では安全を見て5秒間隔に設定しました。
それと、以前発生していたシャッターとスマホをペアリングすると受信機が壊れる現象も、ある程度原因を推測することができました。
「ローリングコード同期崩壊」
というものです。
平たく言うと、「登録送信機のコード状態が壊れた」。
なぜこんなことが起こるかという話ですが、最初のころ、スマホ2台にタブレット1台、ホームデバイスにする前の変換アダプター1台、単機能リモコン1台、多機能リモコン1台の合計6台を1台のシャッターに対してペアリングしていました。
そして今、LIXILの最新マニュアルを読むと、「※1台のシャッターには最大4台までリモコンの登録ができます。」と書いてありました。
以前のマニュアルには8台だったか9台までは登録できると書いてあった気がするんですが。![]()
そうなると、受信機の内部で「古いIDを押し出す」現象が発生していたものと考えられます。
登録数制限
↓
UIでチェックしない
↓
内部テーブルだけ溢れる
普通はそういうケースも想定して、登録できないようにするとか何らかの安全対策を取るべきだと思うのですが、この辺の設計がLIXILは甘かったのではないかとにらんでいます。
この場合、初期化→回復しないことがあり、結果として受信機交換に至ったのではないか。
東京からわざわざLIXILの技術者が2名も来て、定価5万円もするホームデバイスをタダで置いていったのも、LIXILが想定していないレアケースのフィールドデータを収集する目的だったと考えるのが妥当な線でしょうね。
というわけで、LIXILの電動シャッターの動作でエラーが出ている人は、シャッターの同時動作の際に3秒以上のインターバルを挟んでみてください。
また、LIXILの電動シャッターには便利だからといって、リモコン以外にスマホやタブレットを大量にペアリングしてはいけません。
内部のROMが故障して、交換しないと直りませんので。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
