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栄養士の実習行って現実見ちゃうと嫌!

 

今から20年以上も前の話になりますが、

栄養士の養成校では夏休みを利用して

病院や事業所、施設へ実習へ行きます。

 

 

私もクラスメイトと3人で

事業所(社員食堂)へ栄養士の実習に

行きました。

 

 

事業所へ着いて白衣に着替えたら

挨拶もそこそこに

すぐに調理場で実習が始まりました。

 

 

私たちが指導を受けていたのは

栄養士の実習担当者ではなく、

調理師の責任者の人でした。

 

 

お昼休憩をはさんで

昼からも調理作業・・・。

昼からは翌日の調理準備です。

一日中、調理作業をして実習が終わりです。

 

 

自宅では実習記録を書いて

翌朝には実習担当者へ提出します。

 

 

ある日

栄養士の実習担当者から

課題を言い渡されました。

 

 

それは

明日までに

1日分の献立を作成してくることでした。

 

 

家へ帰ってから実習記録を書いて

献立を作成しました。

 

 

しかし

今のように各家庭に

パソコンがあるわけではないので

栄養計算は電卓を使用して手書きです。

 

 

献立ができた時には

外が薄明るくなっていました。

 

 

献立表と実習記録を提出したその日、

実習担当者に3人とも呼び出されました。

 

 

「この中に課題の献立が

提出できていない人がいるけど、

どういうつもりで実習を受けているのか

一人ずつ話を聞きたい」とのことでした。

 

 

答えようもなく黙っていると

「もう、いいわ」と仰ったので

「失礼します」と言って帰りました。

 

 

帰り道で、クラスメイトの一人が

「昨日頑張ったけれども、

献立ができなかったから

提出しなかった。

みんなも一緒に怒られてごめんね」と

謝ってくれました。

 

 

彼女は寮生活をしている環境もあって

大変だったのだと思います。

 

言い訳かもしれませんけれでも・・・。

 

 

栄養士養成校の学生が

慣れない献立を1日で作成することは

難しいことです。

 

 

しかし

栄養士の実習担当者の立腹は

収まらなかったようで

翌日

実習担当教授が来られ

謝罪されていました。

 

 

献立の課題が期限に間に合わなかったのはいけません。

 

 

でも、

実習は調理作業を一日させて、

調理責任者に任せっぱなしで

なにも栄養士業務を教えないでと

憤ってしまいました。プンプン

 

 

 

その後、

献立の課題が間に合わなかったクラスメイトは

栄養士の道には進まなかったです。ショボーン

こんな経験すると

栄養士の実習行って現実見ちゃうと嫌!って

なるんじゃないでしょうか?

私はそう思います。

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

HIROKO

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