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管理しない管理栄養士の健康・栄養スクール ブログ

元総合病院勤務の管理栄養士の秋山が自ら実践し、実際に指導している内容や健康に対する考え方を発信

どうも、管理しない管理栄養士の秋山です。

 

第一回 管理しない管理栄養士の健康・栄養スクールを開催した時にいただいた質問にお答えしていこうと思います。


↓第一回 管理しない管理栄養士の健康・栄養スクールの詳細はこちら

 

【質問】乳製品が体に合わない人は控えた方が良い? 

 

 結論、僕は乳製品を全く口にしないような極端な制限は不要だと考えています。

 

乳製品をとった後の不快な症状のほとんどは、乳製品が原因ではないことがよくあるからです。

 

日本人は、乳製品の消化が苦手な傾向があるというデータもありますが、工夫して取れば不快な症状は予防できます。

 

乳製品が良くないと言われる理由 

 

乳製品が健康に良くないと言われる理由は大きく分けて3つあります。

  1. 乳糖不耐性による下痢やお腹の不快感がつながるから
  2. カゼインが消化されないと腸の負担になるから
  3. カルシウムの摂取過多の原因になるから
SNSやブログなどでは、これらが健康に良くないと言われていますが、僕は「そんなところよりも優先して気を付けることがあるだろう」と考えています。
 
<用語の補足>
乳糖不耐性・・・ミルクに含まれる糖質である乳糖をグルコースとガラクトースに分解する乳糖分解酵素(ラクターゼ)の活性が低下しているために、乳糖を消化吸収できず、著しい下痢や体重増加不良をきたす疾患
 
カゼイン・・・牛乳から脂肪とホエイを取り除いたタンパク質成分
 
カルシウムの摂取過多・・・体内で老化した細胞には、カルシウムが沈着しているから、カルシウムの過剰摂取は良くないと言われている説がある

 

乳製品は極端に制限しなくて良いと考える理由①
乳糖不耐性による下痢やお腹の不快感は、乳糖だけが原因ではない
 

 

乳糖不耐性とは、乳糖を消化吸収できず、乳製品を摂ると著しい下痢や体重増加不良をきたす疾患を示します。

 

なので、乳糖が含まれる乳製品を摂って、便が緩くなってしまう方やお腹がゴロゴロしてしまう方は、乳糖不耐症とは診断されない場合がほとんどです。

 

便が緩くなってしまう方やお腹がゴロゴロしてしまう原因は、乳糖以外にもあります。

  • 水分を一度に大量に摂る
  • 消化しにくい食べ物を一度に多く食べる
  • 吸収の早い成分が入ったサプリメントを大量に摂る
  • 同じものを一度に大量に食べる
  • ストレスや栄養不良で消化能力が落ちている
  • エネルギー不足で胃腸の働きが一時的に落ちている
など、乳製品以外で胃腸に負担がかかった状態で、たまたま乳製品を摂ったら悪くなったから「乳製品=体に合わない」と思い込んでいるケースも少なくありません。
 

「牛乳は温めて飲むと平気 」
「食事に入っているチーズなどの乳製品は平気」
「少量なら問題ない」

 

という方は乳糖不耐症ではないので、乳製品を制限する必要はないと僕は、考えています。

 

コロナ等の感染症にかかったり、疲労が溜まっているなどが原因で、一時的に胃腸の消化能力が低下している状態では、制限した方が良いケースもあります。

 

乳製品は極端に制限しなくて良いと考える理由②
カゼインが消化されないのは、カゼインの取りすぎが原因ではない
 

 

僕は、カゼインを制限するより、基礎的な栄養管理(水分・塩・タンパク質・脂質の充足)で低下している消化吸収能力を高める方が優先順位が高いと考えています。

 

日常生活に支障があるくらいの腸の炎症による症状がある方やスポーツ選手の試合前など、限定的にカゼイン制限を提案することはありますが、ほとんどの方に極端な制限は不要と伝えています。

 

カゼインが腸の炎症を増やすと主張する方もいますが、僕は、腸の炎症の原因はカゼインではなく、胃腸の消化吸収機能が低下していることだと考えています。

 

そもそも、腸の炎症やアレルギーはうまく消化できない食べ物が原因だと僕は考えています。(生化学的なメカニズムや臨床経験をもとにそう考えています)

 

基礎的な栄養管理(水分・塩・タンパク質・脂質の充足)を徹底して、胃腸でなんでも消化できますよという状態にしてしまえば、カゼインなど細かいことを気にしなくても良い健康状態に近づくと考えています。

 

乳製品は極端に制限しなくて良いと考える理由③
食事調査をするとカルシウムの摂取過多になっている人は稀
 

 

近年、カルシウムの取りすぎが健康上良くないという概念が登場していますが、僕はカルシウムを意図して制限する必要はないと考えています。

 

カルシウムの取りすぎは、体の疲れやコリの原因になる場合もありますが、食事調査してみると、そもそも取りすぎている人が少ない傾向があります。

 

牛乳を1日1L飲むとか、チーズや魚を骨ごとまるまま大量に食べる食習慣を持っている方以外は、カルシウム過剰になっているケースはほとんど見かけません。

 

まとめ 

 

乳製品を摂ると著しい下痢や意図しない体重減少になってしまう方は、乳製品を一時的に制限した方が良いと思います。

 

基礎的な栄養管理(水分・塩・タンパク質・脂質の充足)を徹底すれば、乳製品を多少とっても下痢や意図しない体重増加を起こしにくくなる可能性が高い。

 

困った症状は食べ物が原因ではなく、特定の食べ物が消化できないくらい体の機能が弱っていることが根本原因だと考えています。

 

僕も、昔は乳製品は体質的にダメだと思い込んでましたが、今は全く制限していません。

 

 

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管理しない管理栄養士のプロフィール   

 

秋山真敏 34歳
管理栄養士

 

 

一つの理論にこだわらず、ホリスティックな観点で体質に合った健康管理方法を伝える事業『栄養サポート』を経営。

 

2011年に国家資格である管理栄養士を取得後、大学病院・総合病院で6年間勤務し、薬で完治しない病気を抱えている患者さんのカウンセリング経験は5,000件以上。

 

分子栄養学に基づく健康管理を6年以上自分の体で実験中。(今も実践中)6年継続して、虚弱体質でストレスに弱かった自分を忘れるほどの健康状態になることができました。

 

「健康上の悩みや問題で悩む時間をゼロに近づけ、不安なく毎日が充実した幸せ人生を送りたい人の手助けをしたい」

という思いから、2019年5月よりフリーランスの管理栄養士として活動をはじめました。

 

臨床経験は10年目となり、6000人以上の方の食事や栄養の相談に乗ってきました。

 

「別の管理栄養士や栄養カウンセラーさんにアドバイスを受けたけど、良くならなかった」

「どの病院やクリニックに行っても原因のよくわからない症状で悩んでいる」

「病院嫌いで、自分で自分の健康管理をやりたい」

 

など、健康や体の不調で悩んでいる方は是非一度ご相談くださいませ。

 

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