「栄養療法」って詳細な血液検査をして、栄養状態をみていくもの?
それはそうなんですが、それだけではないんですよね。
もちろん、詳細な血液検査は必須。
なんですが、その際に
「栄養相談シート」
という、いわば詳細な問診票みたいなものに記入して提出いただくことになっています。
▶ 病歴
▶ 現在服用中のお薬
▶ ご家族の病歴
▶ 受診歴
▶ 手術歴
▶ 自覚症状
▶ 運動、睡眠、ストレスなどの生活状況
▶ お食事の状況
(どのようなものをどれだけ召し上がっているか?)
▶ サプリメントの摂取状況
ご提出いただいた上記の情報。
それらと詳細な血液検査結果とを照らし合わせて、栄養解析が行われます。
そして、最終的には、解析結果を元に作成された「メディカルレポート」を見ながら、その方の栄養状態や最適な栄養アプローチついて、分子栄養学の専門医とzoomでお話していただく流れになっています。
もちろん血液検査は大事なんですが、食生活、生活習慣、ストレス、自覚症状などなど、お伺いしてみないと分からないこともありますからね。
栄養療法を進めていく上で、こういった「ご本人様からの情報」ってとても重要なんですよね。
過去にもこの「問診の大切さ」を実感させられた出来事がありました。
それまで、別のところで栄養療法をされていた方。
たんぱく質の重要性は理解され、意識してたんぱく質はしっかり取っておられたのです。
消化能力も、血液検査からはそれほど低くなく十分な感じ。
にもかかわらず…いざ血液検査をしてみると
あれれ?
たんぱく質の指標が軒なみ低い…。
そして
たんぱく異化亢進してしまっているような血液検査データ。
そこで、栄養相談シートのお食事状況をあわせて見てみると…。
「糖質は癌のエサ」ということで厳しい「糖質制限」をされていて、普段のお食事では完全に糖質を排除されてしまってたんですよね。
こうやって血液検査結果と問診とをあわせて見ていくと、ああ、低たんぱくの原因はこれだな…となるわけです。
もちろん、メディカルレポートの「医師からの所見」にもそのように書かれていました。
これは間違った栄養療法を続けてしまった残念な例ですが、その方の栄養状態を解析する際に、そういった「食事状況、生活習慣などの詳細な問診」というのは、血液検査結果とセットで欠かせないということですよね。
まさに一方向だけでなく、あらゆる角度から、その方の「栄養状態をあぶり出していく」といった感じです。
実はこの「栄養相談シート」、結構記入するところがあって、完成するまではちょっとしたペーパーワーク。
「めんどくさーい」なんて声も聞こえてきそうですが…。
でもですよ
病院でのバタバタした診察で、ここまで主治医に詳しくお食事内容や生活状況などを聞かれることって、まずないですよね。
逆に、こういった情報もなしで、限られた項目の血液検査結果だけ渡されてサラッと「問題なしですね」って。
果たして、その方の「真の栄養状態」ってわかるのかなぁ…と思ってしまうのです。。。
さまざまな角度からご自分の「真の栄養状態」を可視化してみませんか?
ご自分では「栄養状態は問題なし」と思っていたのに、いざやってみると栄養欠損が次々と…ということも少なくありません。
きっと目からウロコだと思いますよ。
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・2021年10月 右乳癌ステージ2B
腫瘍径 1.8cm ER100% PR100% Her2(-) Ki67 30% 核異形度3 ルミナルB 腋窩リンパ節転移 2ヵ所
・2021年12月 放射線治療
・2022年 1月 ホルモン療法開始
・2022年 6月 PET 乳腺、腋窩リンパの腫瘍は消失も肝臓2ヶ所、肺、肋骨に転移が判明→乳癌ステージ4
・2022年 8月 免疫療法開始
・2022年 2月 PET 肝臓2ヶ所は縮小
・2022年 3月 肋骨のみ放射線治療
・2022年 3月 肺、肋骨に追加の免疫処置
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