思い返せば、去年のちょうど今頃、2022年6月に乳がんの転移が見つかったんですよね。
その約半年前の2021年12月に原発の乳がんに対し特殊な放射線治療を行い、その経過観察で半年後にCTを撮った時のこと。
それまで3ヶ月ごとにCTで経過観察をして、乳腺の原発巣は腋窩リンパ節も含め順調に退縮してきていました。
放射線科の主治医からは
「治療箇所は問題ないので、このまま退縮し消失に向かうでしょう。次は半年後の12月にもう一度CTを撮って、問題なければ最終的にPET検査という流れで大丈夫だと思います。」
と言われ、半年後の12月の診察予約も入れて帰りました。
「あ~、このまま順調にいってくれれば、半年後ぐらいには、癌治療もひと段落かなぁ…」
なんてちょっとホッとできた帰り道でした。
ところが。。。
次の日に病院からの着信あり。
え? 何??
少し嫌な予感もあり…すぐに折り返しました。
主治医からは
「昨日の診察後、他の画像も確認していた読影医の先生から指摘があり、どうも肝臓に影が見られるとのことです」と。
もう、突然崖から真っ逆さまに突き落とされた感じですよね。。。
生検結果から「悪性度が高い」とは言われていましたが、こんなに早く進行してしまうとは。
でもここで読影医の先生が指摘してくれていなかったら半年後のPETでやっとわかるって感じだったので…不幸中の幸い?ですかね。読影医の先生には感謝です。
その後のPET検査で肝臓2箇所だけでなく、肺1箇所、肋骨2箇所にも転移が見つかり、主治医からは「肝臓の腫瘍はPETでは見えにくく、今はっきり見えてるのが2箇所ということで、他にも複数転移がある可能性もあります。」と…
さすがにもう「死」の恐怖がダイレクトに押し寄せてきて…。
不安に押しつぶされそうになりながらも、KYBのディレクターでもあるままこさん、はるさんにサポートしてもらい、すぐに詳細な血液検査を受け、その解析結果を元に、癌に詳しいKYBの先生との栄養相談をリモートで行いました。
わたしの栄養解析レポートを元に「栄養療法での今後の癌との闘い方」などについてじっくり先生と作戦会議をし、病院では決して教えてもらえないアドバイスもたくさんいただきました。
不安でいっぱいの中、この分子栄養医学(オーソモレキュラー)という「つながり」に支えられていることの有り難さを実感せずにはいられませんでしたね。
「栄養さえ落とさなければ、癌は怖い病気じゃないから」
とままこさん、はるさんからも心強いサポートを受け
「もう鬱々と落ち込んでる場合じゃないな。
とにかく今のわたしにできること、分子栄養医学に基づいた栄養療法を淡々と地道に続けることで、栄養という土台を固めて、癌が住みづらい体を自分自身で作る。これをやるのみ!」
とポジティブに切り替えることができた瞬間でもありました。
その後、悩みに悩んだ末、昨年8月からメインの癌治療となる免疫療法(HITV療法)を始め、腫瘍は全体的に縮小してきています。
免疫療法には賛否両論あるのは承知の上ですが、今のところ新病巣は一切出ておらず、増殖も抑えられているので、わたしの癌にはあっていたのかなぁと思います。
そして同時並行で分子栄養医学に基づいた栄養療法に取り組んできました。
栄養療法のおかげで、癌の進行と共に悪化していた総たんぱく・アルブミンなどのたんぱく栄養、貧血なども順調に改善してきています。
何より、よく動き、よく食べ、よく眠り…毎日とても元気に過ごせているので、QOLがかなり底上げされているのを感じます。
とはいえ、癌は手強いですしね、油断はできません…。
まだまだこれからも続く癌との戦いの中で
☑️栄養状態に関しては、決して主治医任せにはせず、受身にならず、自分で守る。
そして
☑️「今の自分にできること」=「分子栄養学に基づいた栄養療法」を地道に淡々と続けていく。
と心新たに思った、転移から1年目の今日この頃でした。
お問合せフォームからもお気軽にどうぞ(*^_^*)
・2021年10月 右乳癌ステージ2B
腫瘍径 1.8cm ER100% PR100% Her2(-) Ki67 30% 核異形度3 ルミナルB 腋窩リンパ節2ヶ所に転移あり
・2021年12月 放射線治療
・2022年 1月 ホルモン療法開始
・2022年 6月 PET 乳腺、腋窩リンパの腫瘍は消失も肝臓2ヶ所、肺、肋骨に転移が判明→乳癌ステージ4
・2022年 8月 免疫療法開始
・2022年 2月 PET 肝臓2ヶ所は縮小
・2022年 3月 肋骨のみ放射線治療
・2022年 3月 肺、肋骨に追加の免疫処置
栄養療法に支えられ、元気に乳がん闘病中
乳がんステージ4でも負けない!
分子整合栄養医学 KYBの栄養療法とは?
(1) 詳細な血液検査
全国170ヵ所以上の提携医療機関で
詳細な血液検査を受けていただきます。
分子整合栄養医学のKYBグループと提携し
栄養療法(オーソモレキュラー療法)をお届けします。