少し前に健康診断の一環で血液検査を受けまして、総コレステロールは239でした。
「え!? 総コレステロール高いですね。卵食べ過ぎないように、お食事には気をつけてくださいね。」
と、問診の先生。
うーん…
妊活中なのも知ってるのに。
でも一般的な健康診断の血液検査では、そうなってしまうのでしょうね…残念
実はコレステロールは、妊娠するために欠かせないE2(エストロゲン)やP4(プロゲステロン)など、女性ホルモンの大事な材料なのです。
どのくらい残存卵子があるかを測定するAMHの検査では、コレステロールが高いほうが、AMHが高くなるとも言われています。つまりコレステロールが低いと、卵巣予備機能も下がってしまうのですね。
もちろん、卵巣予備機能低下は年齢によるものが大きいですが、FSHが高くなかなか採卵できない方は、女性ホルモンの材料となるコレステロールが不足している、というのもあるかもしれませんね。
またコレステロールは、細胞膜の材料にもなります。卵子も子宮内膜も細胞膜で包まれていますよね。強くて丈夫な細胞膜をつくるにも、やはりコレステロールは欠かせないのです。
他にもコレステロールは、これまた妊娠には欠かせない救世主ビタミンDの材料でもあるのです。
一般的には嫌われ者のコレステロールも、ここまで来ると、ありがとう~!✨って感じですね
でもコレステロールのうち、約20%が食品からで、残りの大部分約80%はたんぱく質と脂質が結合して肝臓で生成されるため、肝臓の働きが悪かったり、たんぱく質不足だと生成もうまくいきません。
またコレステロールは善玉・悪玉の比についても注意が必要です。
このあたりは、やみくもに食事を変えるのではなく、約70項目でいろんなことが見えてくる栄養療法(オーソモレキュラー療法)の血液検査で確認しながら、すすめていきましょうね。
なかなかうまくいかない妊活・不妊治療…
何かヒントが見つかるかもしれません。
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