おはようございます。

昨日はとにかく雪が降り続けましたね。うちの周りはツルツル状態。まだ2月だから仕方ないですね。

さて今日は「健康診断で指摘されるもの」の話です。

健康診断、年齢が上がるにつれ気になる事が多くなります。

身長が縮んだ!体重が増えた!から始まり、血圧が高いみたい、血糖値が高いようだ!あとはコレステロール高め…

よく悪玉コレステロール、善玉コレステロールって言われていますが、このコレステロールって下げる事が出来るのか?と悩んでる方、いらっしゃるかなと思います。


まずコレステロールって何かしら?知っていらっしゃいますか?


コレステロールは脂質、三大栄養素の一つです。人が生きていく上で必要な栄養素の一つです。

ではコレステロールは何を食べたら上がり何を食べたら下がるのか?


コレステロールは食事からも吸収しますが、身体の中で生産されます。生きていく上で必ず必要だから一定量確保しないといけないのです。必要量が10だとしたら身体で9は作られます。残り1を食べ物から取るのです。


じゃ食べ物にコレステロールの多いものを沢山食べたら上がり続けるのか?ですが、食べ物から沢山取れるなら身体での生産は減ります。どの状態でも身体の中のコレステロールは10になるんです。


悪玉コレステロール、善玉コレステロールって身体の中で何してるのか?

知っていらっしゃいますか?

命名が悪くて「悪玉」は減らせ!「善玉」は増やせ!って思う方が多いのはわかりますが、これ間違いですよ。


悪玉コレステロールは身体の隅々まで栄養素を運ぶ役割をしています。ヤマト運輸や佐川急便と同じと考えてください。いないと困るでしょう?

じゃ善玉コレステロールは何をしてるか?
悪玉コレステロールが運んだ栄養素で使いきれなかったものを回収し肝臓など蓄積できるところに戻すか?排泄に回すか?をします。

悪玉、善玉は反対の役割をする!と言う意味でつけられたようです。

健康診断でコレステロールが高いから下げるように!と言われた方

まずは遺伝的な要素を考えてください。両親が高めだった!とか祖父母が高めだった!とか。それならあなたも高くなります。

食事では残念ですが下がりません。身体で生産されるからです。


コレステロールが高いと言われたら、病院へ行かれた方が良いですが、少しならば様子見でと言われるでしょう。数年間様子を見て、悪玉善玉のバランスが崩れてくるようだったら治療が必要ですと言われるでしょう。

バランスが崩れていかないのならば体質的なものであると判断されるでしょう。


コレステロールが高いからと悩まず、コレステロールの正しい役割を理解しましょう!