人生を楽しく豊かにする食の専門家
管理栄養士 神田由佳です
今日はちょっと過激かもです
私自身、なるべく無農薬で、できれば身土不二の思想に基づいて
エコな食生活をしたいと思っています。
無農薬、減農薬って口で言うの
は簡単だけど実際やってみるとものすごい手間がかかります。
最近シェア畑を借りてきゅうりやなす、ピーマンなど育てていますが
ちょっと畑にいかないと雑草が・・・
草取り大変
生産者だって好き好んで農薬を使いたくはないだろうし
できるなら胸を張って安心安全と言えるものを作りたいはずなんです。
でも農業人口の高齢化に伴い、安全を担保する手間暇かかる草取りなどは
どうしたって間に合わないと言う現実があります。
なので減農薬であれば私は十分OKなのではと思っています。
でもね声高に「日本の農業」に物申す主婦連の方達がいるんです
ナチュラリストとでも言うんですかね
やれ「農薬やめろ」「安全な野菜が食べたいから輸入しろ」とか
私から見たら口ばっかりな机上の空論ばかり。
声高に主張はするけど生産者の立場で物事を見ないから
常に頭でっかちなんです。
無農薬の米や野菜を食べたい!
生産者よ努力しろ!
でも値段はスーパー並みでむやみに高くするな!
と自分勝手。
しかもきゅうりが曲がっていたり、野菜や果物の形がいびつだったりすると手に取らなかったり
どうやら半径10mくらいしか見えてないんじゃないかと思うんですよ。
まあ社会性がないことこの上なく!
それでいて育児がとか子供の未来を盾に正しい活動をしていると思い込んでる方々
この方達に言いたいのは自分の生活の質を上げるために
誰かを犠牲にするのは違うことを考えてほしいんです。
無農薬で米を作るためには、農薬を使わずに野菜を育てるとはどう言うことか?
田んぼを見たことがありますかと言いたいんです。
夏の雑草の勢いときたらたった1日でものすごいことになります。
それを人力で、あるいは合鴨農法で作ることの大変さも知らずに
安くて美味しくて安全な米や野菜を作れ!!
と活動している人たちに全く共感できないでいる私がいます。
まずは生産がどのような思いで作っているのか
なぜ今のような現状になってしまったのかを考えて
私たちが何ができるのか考えていきたいですね