人生を楽しく豊かにする食の専門家
管理栄養士 神田由佳です
新米の季節ですね!
お米を食べたら太ると思って
美味しい新米を食べないのはもったいないですよ。
お米は「脳」への影響大です。
よく脳のエネルギー源は
ブドウ糖(甘いもの)と言われていますよね。
疲れると甘いものが欲しくなりますが
お米の働きはエネルギー源だけではありません。
パン食よりも米食にしたほうが
脳細胞の成長を助けてくれます。
そのため脳細胞が多くなるので
IQ(知能指数)が高いという結果も出ています。
パンと米はどちらも白く
一般的には糖質を多く含む食品とひとくくりにされています。
しかし細かく比べると全然違います。
GI値ってお聞きになったことはありますか?
食後血糖値の上昇を示す指標のことで、 食品に含まれる糖質の吸収度合いを表しています。
白い食べ物はGI値が高く、茶色は低い
と言われ、玄米や全粒粉入りパンが流行ったのもここからです。
白ご飯と食パンも白いですがGIを比較すると
白ご飯:68
食パン:100
実はご飯は思っている以上にGIは低いのです。
GIが低いということは糖の吸収が緩やかで、
安定的かつ効率的に糖質を供給できます。
またご飯と食パンとでは脂質の割合も違います。
脂質の割合が高いと脳の成長を抑えるとも言われています。
ご飯はなんと!
脂質の割合が2%です。
ちなみにパンは10%以上です。
デニッシュ系だと40%!!
子どもだけでなく
脳の機能は大人にとっても大切です。
基本の食事と楽しみの食事を
組み合わせていくことで
私達の認知・行動記憶・言語など司る脳を元気に維持できますよ。