人生を楽しく豊かにする食の専門家
管理栄養士 神田由佳です
5月に入ったとたん、急に東京は一気に暑くなりました!
あなたは体調を崩されていませんか?
夫は「暑い、食欲がない、ビールが飲みたい」とすでに暑さ負けをしています。
今年はコロナの影響でとくに体力・気持ちも弱っているかもしれないので
しっかりと今から熱中症対策を意識していくと、暑さも体調を崩さずにのりきれますよ。
テレビなどでも、熱中症注意!とお伝えしていましたね。
なぜ今年は熱中症になりやすいかというと
やはり長期間継続されている自粛が原因です。
コロナに感染しないためには外出はしない方が良いです。
しかし外出をしないということは
・歩かないので筋力の低下
・外気温と室内の気温の差に体がついていけない
これにより「汗をかく」習慣ができていないんですね。
本来5月6月、私達の体は「暑熱訓化」といって汗をかいて体温を下げる準備をしています。
本格的な夏を迎えた時汗をかくことで体温調節ができています。
また筋肉は体の中の水分を蓄えておく働きがあります。
筋力低下は筋肉量が減っている状態です。
つまり水分を蓄える場所が少ない
ということは脱水状態になりやすいとも言えます。
では脱水予防のために水分補給をすればいいのでは?
筋肉アップのためにプロテインや肉や魚など
たんぱく質を沢山食べればいいのでは?と思いますよね。
水分補給、たんぱく質だけとればいいという物ではありません。
もちろん大事ですよ![]()
ただ熱中症対策のために偏るのは![]()
暑さによって、徐々に胃腸の機能が低下
しているかもしれないのでとっても負担がかかります。
基本は「ご飯&具沢山味噌汁」です。
ご飯は炊く時にお米に水を加えるので
パンに比べると水分量が多いです。
ちなみに
ご飯(150g)1膳
水分量 90g
食パン(60g) 6枚切り1マイ
水分量 23g
ご飯にお味噌汁を加えれば
150~200g水分が補えます。
更にお味噌汁には
・味噌の塩分、
・野菜からのカリウム
という体の中の水分量を調節する上で必要なミネラルが自然に補えます。
安心して「ご飯&具沢山味噌汁中心生活」を続けていきましょう。
筋力低下予防には適度な運動は必要です。
無理のない範囲で体を動かしていきましょう![]()




