管理栄養士 神田由佳です
今日は午前中、専門学校で食品衛生学を教えてきました。
食品衛生学は、主に食品に携わる人が、勉強します。
いくら美味しい食事やスイーツを作っても、安全でなければいけないためです。
消費者の方に、安心して、安全に食べてもらうためにはどうしたらよいか?
そこで1番何が大切かというと、「手洗い」なんですよね~
とにかく手洗いが、正しくできているかで、食中毒を防ぐ1歩になります。
また正しい手洗いができると、風邪やインフルエンザ予防にも役立つので、健康管理もできます。
30秒かけて、手をしっかり洗います。
手洗いに30秒かけるって、かなり長いんですよ。
今日も、タイマーをかけて、学生と一緒に正しい手の洗い方を練習しました。
学生は、イラストを見ながら、真剣に洗っていたので、30秒はそれほど長くは感じなかったようです。
ただ実際に働いているときや、家で手を洗うとき、30秒間かけて洗える??と尋ねたら、大変といわれました。
さらに爪が伸びていると、どのくらい細菌が存在しているかという話をしました。
細菌は目で見ることができないので、菌がいないような感じですが・・・
びっくりするくらい、爪には細菌がいます
爪が長いほど、細菌が増えてしまいます。
爪の長さ 爪の量(両手) 細菌の数 比率
0.5mm 10mg 4200個 1
1.5mm 30mg 53000個 13倍
2.0mm 50mg 630000個 150倍
3.0mm 80mg 3400000個 810倍
ちょっと爪が長いだけで、こんなに細菌がいるんですよ
爪を切って、正しい手の洗いをしないと、食べ物に細菌がついてしまうんですね~~
手洗いは大事ですね
正しい手洗いをすると、食中毒や風邪予防になりますよ。
ではまた明日