名前は聞いたことがあっても
実物を口にしたことがある人は
ほとんどいないがも知れません。


ごくまれに、珍しい果物として
スーパーなどに売られている程度で
流通量はとても少ないようです。


また日本の品種は実が小さく、食べづらいことから
ほとんど食用というよりは観賞用に育てられています。


そんなザクロの栄養分ですが、こんな話を聞いたことがある方もいるでしょうか?


「ザクロには女性ホルモンに似た成分が含まれていて年期障害や月経不順によい」


この似た成分というのは「エストロゲン」とよばれ
ザクロの主に種子にふくまれるといわれ
それをもとにした健康食品が多数発売されていました。


しかしその後、国民生活センターが調べたところ
実にも種子にもエストロゲンは検出されなかったという調査結果がでました。


調べ方に問題があると言う人もいるようですが
この成分に関しては入ってたらラッキーぐらいに考えたほうが良いかもしれません。


その他の成分として、果皮には多くのタンニンが含まれています。


これは昔から下痢などの症状に煎じて飲まれてきました。


しかし、苦みがある成分なので、ザクロのように
他の味(酸味、甘み)でごまかせると摂取しやすいと思います。


またカリウムナトリウムなどのミネラルも豊富ですので
健康ジュースとして食生活にとりいれると良いでしょう。


ザクロのしずく


ザクロに含まれるおもな栄養分
カリウム、ビタミンC、ビタミンB2、クエン酸、アスパラギン酸、リンゴ酸、エストロゲン(?)


甘くて美味しいカボチャ。


本当の旬は夏場なのですが、
日本でカボチャ料理といえば冬場の煮物ですよね。


皮ごとほくほく食べられるのも
かぼちゃの魅力の1つです。


その成分、カロチンは体内でビタミンAに替わり
ビタミンCとともに粘膜の抵抗力を高めます


また、ビタミンB鉄分を含むので
体力がないとき、また貧血気味の方にはうってつけです。


実だけでなく、最近注目されているのは、その種。


カボチャの種にはナイアシンや、ミネラル分が豊富で
精力減退に効くと言われています。


また古くから虫下しとして利用されています。


カボチャ粉末
こちらはカボチャの粉末です


パンプキンシード
大胆にも種だけを錠剤にした商品です。


カボチャに含まれるおもな栄養分
カロチン、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄、ナイアシン(種)、ミネラル(種)

ドクダミは臭い! けど煎じて飲むと体に良さそう。


日本人のほとんどはそんな印象をもっていると思います。


小さい時、私は「煎じる」と言う言葉をドクダミで覚えました。


でもその頃の私の疑問。


「煎じるってなんだろう」


今でこそ煎じる事の意味は理解していますが
実際に自分で煎じた事はありません。


古くから薬草として伝わり、
どこにでも生えているドクダミですが
そんな状況もあり、最近ではあまり飲む機会がないと思います。


では、古くからドクダミが体に良いとされる訳は何でしょうか。


それはもちろん、ドクダミに含まれる成分達です。


大きく2つの成分があります。


まず1つ目。


エルチトリンイソクエルチトリンと言った
フラボノイド系」といわれる成分は血管や胃などの粘膜を強くし
血行を改善します。


消化不良、胃酸過多、動脈硬化や高血圧に良いというのは
この成分のおかげです。


もう一つはデカノイルアセトアルデヒドなどの精油成分です。


こちらは実は、ドクダミのあの臭いの元となっていて
強い殺菌効果があります。


ドクダミの葉が飲むだけではなく、
湿布替わりに使われたりするのは
この抗菌作用を期待しての事です。


飲んだ場合は蓄膿症などに良いとされています。


けれど、この臭い成分デカノイルアセトアルデヒド

1つ欠点があります。


みなさんは乾燥したドクダミの葉をかいだことがあるでしょうか。


多分ないと思いますが、ドクダミの乾燥した葉というのは
実はほとんど臭いがしません。


臭いの成分、デカノイルアセトアルデヒドが変化して
匂わなくなってしまっているのです。


こうなってしまうともう抗菌効果は望めません。


乾燥したドクダミ茶を時々売っていますが
ドクダミパワーを半分しか受けられないことになります。


ドクダミは生のまま煎じて飲むのが一番効果的なのです。


どくだみの雫


ドクダミを乾燥させずに生のまま煎じた
ドクダミエキスです。


生搾りどくだみ青汁酒十黒梅


こちらはお酒版。

薬効酒として飲むと良いのではないしょうか。


ドクダミに含まれるおもな栄養分
エルチトリン、イソクエルチトリン、デカノイルアセトアルデヒド