こんにちは、
滝上です。
それでは、今日の相場分析をお送りします。
※本レポートは、原則として月・木の週2回でお送りします。なお、祝日については休刊とさせていただきますのでご了承ください。
<相場動向/ファンダメンタルズ>
【ロシア疑惑を受けたドル安・円高の流れが一服】
先週はトランプ米大統領のロシア疑惑でドル安が進行しましたが、週末19日に「トランプ米大統領がロシア政府高官に対して、FBI長官の解任の理由としてロシアをめぐるFBIの捜査にあったことを臭わせていた」、との米一部メディアの報道を受けてドル安・円高に振れて越週してきました。
ちなみに、ドルインデックスは97.00で越週するなど低下が止まらず、昨年の米大統領選以前のレベルに下げてきました。
一方、米株式市場は18日、19日と続騰しており、ロシアゲート問題の影響を見極めながらも、下値を拾う動きが続き、悲観一色といった状勢にはありません。
なお、30日以降に米議会の公聴会でコミー前FBI長官が証言する予定となっていますが、そこでどのような発言が跳び出すか見極めたいとの思惑で、ドルポジションを取りづらい状勢が続くと見られます。
また、ロシア疑惑が深刻化してくるようなら、米議会での経済政策の審議が遅れるとの見方で金融市場はいっそうリスク回避の流れが強まる可能性が高くなります。
しかし、おおむね日米とも経済は順調であり、このファンダメンタルズを考慮するならば、ドル安・円高がどんどん進むといった状勢にもありません。
いずれにしても、トランプリスクや米利上げ観測で揺れる米長期金利の動向をにらみながら、慎重姿勢で相場に臨みたいと思います。
■ドル円相場
<相場動向/テクニカル>
日足では、調整局面が続き、一目均衡表の雲・下限での攻防となって軟調に推移しています。当面、上値は一目均衡表の雲・上限やボリンジャーバンドのセンターラインを超えてくるか、下値は節目の110.00や200日移動平均線でサポートされるか、要注目となります。
テクニカル指標では、長期線(52) に買いサインが点灯してきたので、調整完了後は戻りに入る可能性が高くなってきました。
1時間足では、調整局面が一服して、もみ合いとなって推移しています。当面、62EMAや、200時間移動平均線より上を回復するか、注目となります。
当面、上値は、111.53近辺にある1時間足の62EMA を超えてくると、一目均衡表・雲上限の111.82、112.24付近のボリンジャーバンドのセンターライン、一目均衡表・転換線の112.30、112.82近辺にある200時間移動平均線、5月10日の高値114.36、心理的節目の115.00、3月14日の高値115.19を目指す展開となります。
一方、下値は、一目均衡表・基準線の111.25を割れてくると、110.95、一目均衡表・雲下限の110.76、110..65、5月18日の安値110.23、節目の110.00、109.74近辺にある200日移動平均線、窓の109-42-109.59、4月17日の安値118.13まで調整する可能性があります。
<主要な支持線/抵抗線>
主要な抵抗線:111.90、112.90
主要な支持線:110.70、110.00
■注目の通貨ペア
<豪ドル円>
83.20近辺にある1時間足の800時間移動平均線を超えてきたら、買い有利か。
■経済指標
5月22日
08:50 ☆☆ 日本:4月貿易統計(通関ベース)
14:00 ☆ 日本:3月景気先行指数(CI)・改定値
14:00 ☆ 日本:3月景気一致指数(CI)・改定値
※ 重要度は、☆☆☆が「高」、☆☆が「中」、☆が「低」を表します。
滝上雅貴
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