おはようございます、エイトレの古賀です。


昨日、ホームセンターにお買い物に行きました。

ホームセンターに行くわけですから、
だいたいが目的が決まっているわけです。

お店の入口で何らかのプリントを配付する人がいました。

受取ったのですが、
〇〇製法でほにゃららほにゃらら・・・
とA4用紙に文章がずらり。

さらっと流し読みしましたが、
まったく興味が持てなかったので、
気持ちも足も目的の商品コーナーに向かっていました。


すると、お店に入ったとたん、
『〇〇製法で作った吸水性バツグンのタオルです!どうぞ、ご覧下さい』
と実演販売をしていたわけです。

私は気持ちも足も商品コーナーに向かっていたのですが、
人がいい妻は足を止めたので、仕方なく私も止まりました。

しかし、その実演販売・・・
ひどかった(汗)

『ちょっと見てください!』
と、手に取ったお水がに、
その吸水性バツグンのタオルを押し当てると、
ほら不思議!
とばかりのデモンストレーション。


正直、この時代に、
吸水性バツグンのタオルを見せられて、
『おぉーーー!すごい!』
ってなる人っていますかね?



その後も、
この商品の素晴らしいところは・・・
この製法が出来るのは当社だけ・・・
他の業者では出来ない理由がある・・・

など言うわけですが、
それって、自己満足の世界ですよね。


立ち止まった私にとっては、
吸水性バツグンであるとか、
その製法の難しさとか、
他の会社では出来ないことだとか、
そんなことは興味がないんですよ。



結局、
『俺達って凄い技術を開発したんだぜ!』
って言ってるだけで、
『お客様にこんなに役立ちますよ!』
とは伝えてないんですよ。



そんなことよりも、
お客様に、
 『こんなことでお困りじゃないですか?』
 『こんなタオルだったらいいと思いませんか?』
 『こんなストレスから解消されますよ』
というような、
まずは『あるある!』と、
そのタオルの価値を感じていただく
ことが必要なんですよね。


良いものを作ったとき、
開発者はその道のり・苦労を伝えたくなります。

これを開発することが、どんなに難しいことか。

正直、知らんよ、そんなこと。


営業は、
『モノを売るな、コトを売れ』
と言われます。

だからといって、
興味のない、
『あなたのコト』
を売ってどうするの?

まずは、
お客様が何に興味を持っているかです。

お客様が女性であれば、
お風呂上りに髪を乾かすとき、
ドライヤーで髪をいためないように、
吸水性の高いタオルがいいですよね。
とかね。



お涙頂戴の売り方になったらダメ。
お客様のためではなくて、
『こんなに苦労した商品なので買ってください』
という、自分のための売り方です。

お客様のための売り方で売れたあと、
実は大変苦労したんですよ、
という話なら聞きたくなるものですね。


実際にはいい商品なのでしょうけど、
広告と品質のバランスが悪いというお話でした。



◆編集後記◆
ホームページセンターには吸盤を買いに行きました。

普通の吸盤は298円くらい。
ものすごい吸着力というパッケージのものが598円

お風呂場で使うので、出来るだけ落ちて欲しくないので、
ものすごい吸着力の方を買いました。

するとどうでしょう!
貼り付けたとたん、
すぐに落ちる。

貼り付け方法は間違ってませんよ。

何度やっても、
すぐに落ちる。


今までで一番落ちやすい吸盤でした(笑)


『すぐに落ちてしまう吸盤はいやだ!』
という人のニーズを掴んだパッケージでしたが、
嘘はいけませんね。

広告と品質のバランスは大切ですね。