こんにちは

えいところ

森實です

 

4月1日ですね

 

新年度最初のお仕事は

子育て支援センターでの

絵本読みでした

 

写真は去年のです

 

 

今日はご新規さんも多くて

楽しすぎて

読み手みょうりに尽きる時間でした

 

さて

先日こんなことがありました

 

時々

動作法させていただく

放課後等デイサービスがあります

 

 

時々というのは

年に2~3年くらいの感じ

 

もちろん

普段の関わりがあるわけではありません

 

 

からだとからだで・・・

 

1時間を半分に分け

30分ずつ動作法します

 

職員さんに声をかけ

教えつつ

躯幹ひねり

あぐら座位での軸づくりなど

取り組むわけです

 

そんな中

 

「・・・一緒にやれるかな?・・・無理かな・・・?」

 

という女の子がいました

前回は少しできたのですが

年に数回の出会いなので

関係性はリセットされています

 

さて

どうしたものかな?

 

2メートル離れたところまでは

やってくる

 

本を読むようなそぶりだけれど

あきらかに

コチラを気にしている

 

よし

声をかけてみよう

少し近づいてみよう

 

ダメかな?距離が広がってしまった

 

でも少し待つと

また近くに戻ってくる

 

よし

もう一度

 

今度は離れていかない

 

そっと彼女の手を握る

 

じっと握られた手を見つめる彼女

 

ぎゅー ふわー

 

繰り返すと

受け入れてくれているような

手触り感だ

 

「次は、反対の手をやろうか

手を貸してくれる?」

 

彼女が私の手のひらに

右手をのせた

 

もう大丈夫だね

 

 

 

 

 

 

コミュニケーションって・・・

 

普段の彼女は

 

やりたそうな雰囲気

 

を醸しつつ

 

一定の距離を保ち

みんなの輪に

入ることがほとんどないそうです

 

一歩踏み出すことができず

関わりにはとても繊細さが

必要だとのこと

 

 

たまにしか合わない

私の声かけに

応じてくれた彼女との

動作法

 

 

確かにここには

『動作』を真ん中にした

三項関係が結ばれているのだ

と思いました

 

 

 

 

一緒に動作法してくれて

ありがとう

 

温かい時間を

ありがとう